KA
河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 民泊・宿泊施設設計
民泊開業を検討する上で必ず気になるのが「どれくらいの費用がかかるのか」という点です。設計料・工事費・申請費・消防設備費の内訳を具体的に解説します。
01設計料の目安
設計料は工事費の10〜15%が一般的です。工事費1,000万円の場合、設計料は100〜150万円程度。設計料には基本設計・実施設計・工事監理・旅館業許可申請用図面作成が含まれることが多いです。申請代行費は別途かかる場合があります。
02工事費の目安
既存住宅を民泊に転用する場合の工事費は規模・状態によって大きく異なります。小規模(〜50㎡):300〜800万円。中規模(50〜100㎡):800〜2,000万円。大規模(100㎡〜):2,000万円〜。スケルトン状態からの改修・耐震補強が必要な場合は費用が増します。
03申請・許可にかかる費用
旅館業許可申請手数料(都道府県・市区によって異なる):1〜5万円程度。建築確認申請費用:10〜30万円程度。消防設備の設置・検査費:30〜200万円程度。これらを含めた申請関連費用は合計50〜300万円程度が目安です。
04費用を抑えるポイント
①物件取得前に建築家に相談し、改修費用の少ない物件を選ぶ②競争見積もりで施工会社を選定し工事費を適正化する③補助金・助成金を活用する——の3点が費用圧縮のポイントです。安易に安い業者に発注して許可取得に失敗するリスクを避けることも重要です。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で民泊・ゲストハウス・簡易宿所の設計と旅館業許可取得をサポート。