スチール階段によるリビング経由階段について
中級編
今回はリビング経由階段について解説をしていきたいと思います。
リビング経由階段のメリットは?
吹抜け経由のスチール階段
建築家が提案するリビング経由の住宅設計

従来型と現代型の階段位置の違いは?
従来型の家は玄関入って階段が見えていて居間(リビング)を経由せずにそのまま、2階に行けるような間取りが多かったのですが最近ではリビング内に階段を計画することが多くなっています。
家族が接触する機会が増える?

では、どのようなメリットがあるのでしょうか?それは圧倒的に家族と顔を合わす機会が増えることにあります。最近の親子はとても仲が良いですよね。それは近代住宅の間取りからきているのかもわかりません。
個室(子供部屋)に篭らせない間取りが前提?!

現代住宅では子供部屋を充実させない傾向にあります。子供部屋を充実させてしまうと子供達は部屋から出てきません。あえて狭く部屋を造ることで家族がリビングに集まってくるような間取りが好まれる現代住宅です。
スチール(スケルトン)階段が好まれる理由?
最近ではリビング経由且つスチール階段にして欲しいという要望も多く、リビングデザインの顔となっています。階段室を兼用でき、蹴込板が無いので目線が抜けることで空間の広がりが確保しやすいという利点があります。また、上部が吹抜けになることでリビングに開放感が生まれるところも大きなメリットになっています。

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