KA
河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 古民家再生・リノベーション
古民家再生は通常の新築住宅とは異なるプロセスが必要です。物件の調査から設計・施工・完成までの流れを、建築家の視点から解説します。
01STEP1:物件取得前の相談・調査
古民家物件を取得する前に建築家に相談し、現地調査・法規確認・概算費用算出を依頼することが最重要です。「買ってみたら改修費が2倍かかった」という事態を防ぐために、物件取得前の調査に投資することが結果的に費用を抑えることにつながります。
02STEP2:設計契約〜基本設計(1〜2ヶ月)
調査結果・施主の要望・予算を踏まえて設計契約を締結します。基本設計では間取り・外観・素材の方向性を決めます。古民家再生では「何を残して何を変えるか」の取捨選択が設計の核心です。施主と建築家が十分に対話して方向性を確定させます。
03STEP3:実施設計〜施工会社選定(2〜3ヶ月)
施工会社が工事できる詳細な図面(実施設計図)を作成します。古民家再生に経験のある施工会社を選定することが重要です。建築家は複数の施工会社に競争見積もりを依頼し、技術力・価格・実績を比較して選定します。
04STEP4:工事〜竣工(6〜12ヶ月)
工事中は解体時に発覚した追加の補修が必要になる場合があります(スケルトン解体後の構造確認が重要)。建築家の工事監理により施工品質を確保します。竣工後は建築確認済証・各種検査済証を取得し、引き渡しとなります。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で古民家再生・リノベーションの設計を行う。