河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 古民家再生・リノベーション
コロナ以降、地方移住と古民家再生への関心が急増しています。「古民家を買って自分好みにリノベーションして暮らしたい」という夢を実現するために、物件選びから設計まで知っておくべきことを解説します。
01古民家物件選びの注意点
古民家物件は安価でも建物の状態が悪い場合、再生費用が膨大になるケースがあります。物件取得前に建築家に現地調査を依頼し、①構造材の腐朽・シロアリ被害②基礎・土台の状態③屋根・外壁の状態④電気・給排水の状態——を確認することが重要です。
02移住補助金・空き家バンクの活用
多くの市区町村が移住者向けの補助金(引越し費用・古民家改修補助)を設けています。また空き家バンクを通じた物件取得で補助金が上乗せされる自治体も増えています。移住先の自治体の支援策を事前に調べ、建築家への相談と並行して補助金の申請計画を立てることをお勧めします。
03移住後の暮らしを見越した設計
移住先での暮らし方(テレワーク・農業・副業)を想定した設計が重要です。ワークスペース・農機具収納・薪ストーブの設置など、都市部の住宅とは異なるニーズを設計に組み込みます。古民家の大空間を活かしたLDK・土間スペースは移住後の豊かな暮らしを支えます。
04設計・施工の進め方
地方では古民家再生の経験がある施工会社が限られる場合があります。建築家(設計事務所)に依頼することで、設計と施工会社の選定を一括してサポートしてもらえます。KAWAZOE ARCHITECTSは香川県を中心に四国・近畿の古民家再生に対応しています。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で古民家再生・リノベーションの設計を行う。