河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 店舗設計
飲食店の内装工事は「物件契約→設計→工事→開業」の流れを効率よく進めることが重要です。特に建築確認申請・消防設備・食品衛生法の届出など、開業前に済ませるべき手続きを設計段階から組み込む必要があります。
01ステップ1:物件契約前の調査
物件契約前に①スケルトン・居抜きの状態確認②電気容量・ガス・給排水の現況③建築確認申請の要否(用途変更)④消防設備の現況——を建築家が調査します。物件契約後に「工事ができない」「費用が想定より大幅増」となるリスクを事前に回避することが重要です。
02ステップ2:設計・申請
基本設計でレイアウト・厨房計画・動線を決定し、実施設計で施工会社が見積もれる詳細図面を作成します。用途変更確認申請(100㎡超の場合)・消防署への防火対象物使用開始届・食品衛生法に基づく営業許可申請用の平面図作成を並行して進めます。
03ステップ3:工事・検査
着工から工事完了まで1〜3ヶ月(規模・改修範囲による)。建築家が工事監理者として現場を定期確認し、設計通りの施工を確認します。消防検査・保健所の施設確認を経て営業許可が下りることで開業できます。開業日を決めてから逆算した工程管理が重要です。
04スケジュール管理の重要性
開業日が決まっている場合は物件契約から設計・施工・各種申請のスケジュールを緻密に管理することが必要です。特に確認申請・消防検査・保健所検査は審査日程が固定されているため、工事完了のタイミングを建築家が管理します。スケジュール遅延で開業が遅れるリスクを最小化します。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で飲食店・カフェ・サロン・クリニックなど店舗設計・テナント内装の設計と確認申請をサポート。