失敗しない家づくり 上級編 第1回は「地盤改良の費用について理解する」です。
家づくりを進める上で、目に見えるもの以外にも意外と大きな費用がかかることをご存じでしょうか?その代表例が地盤改良です。
事前に知っておくことで抜けのない資金計画を立てることができます。
地盤改良とは?
地盤改良とは、建物を支えるために必要な地耐力を確保する工事のことです。地盤が弱いと、建物が沈下したり傾いたりするリスクがあります。住宅の耐久性や安心の暮らしのために欠かせない工程です。
地盤改良が必要なケースとは?
わかりやすく言えば、地盤が緩い場合に必要です。地耐力とは建物を支える力を示す数値で、これが不足している土地では地盤改良を行わなければなりません。特に埋め立て地や軟弱地盤のエリアでは注意が必要です。
地盤改良が必要かどうかを調べる方法
地盤改良が必要かどうかは、地盤調査によって判断します。
スウェーデン式サウンディング試験などを行い、必要な地耐力が確保されているかを調べます。調査の結果、十分な強度がある場合には地盤改良は不要です。
地盤改良にかかる費用
地盤改良には数十万円~数百万円の費用がかかるケースもあります。加えて、地盤調査にも費用が必要です。
つまり、土地代や建築費だけでなく、こうした見えない部分の費用を資金計画に組み込むことが失敗しない家づくりにつながります。
まとめ|地盤改良を理解して資金計画を立てる
地盤改良は「見えないけれど欠かせないコスト」です。土地の購入前に地盤の状態を確認し、必要な場合は改良費を含めて資金計画を立てましょう。
詳しくは関連記事:地盤改良って何?費用は?をご覧ください。
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