失敗しない家づくり 中級編 第2回は「住宅の希望や要望をまとめる」です。
住宅設計を進めるにあたり、できるだけ早めに具体的な要望を整理することが大切です。後から「やっぱりこうすればよかった…」とならないための第一歩となります。
住宅の希望や要望をまとめる
なぜ住宅の希望や要望をまとめる必要があるのか?
1. 住宅の希望や要望を明確化する
希望や要望を明確化することで、自分が新しい住まいで実現したいことが整理され、優先順位が見えてきます。さらに要望をリストアップすることで、失敗しない家づくりのプロセスに向けたモチベーションも高まります。
2. 住宅に掛けられる予算を意識する
要望をまとめるもう一つの理由は、予算とのバランスを意識するためです。
まずは紙やスマホのメモにやりたいことを羅列するだけで構いません。その後、住宅設計のプロによるアドバイスを受けながら、優先順位を調整していきます。
希望や要望のまとめ方のコツ
希望や要望をまとめる際は、以下のような視点で考えると整理しやすいです。
- ライフスタイルに合わせた間取り(LDKの広さ、ワークスペースの有無)
- 家事や育児の動線
- 趣味や仕事に必要なスペース
- 外観・内観デザインの好み
- 住宅設備(キッチン・水回り・収納)
例えば、東京事務所や香川事務所では、ヒアリングの際にこうした要望を事前にまとめていただくことで、スムーズな設計提案につなげています。
まとめ
「住宅の希望や要望をまとめる」ことは、家づくりにおいて最も基本であり、失敗しないための第一歩です。
やりたいことを全部書き出し、優先順位を付けることで、資金計画と設計の両立が可能になります。
プロの建築家に伝える際も、失敗しない家づくりの流れを意識して進めると安心です。
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