「安い土地を買ったのに、家づくりが高くついた」?
土地選びでよくある失敗が、価格だけで判断してしまうことです。
実際に相談を受ける中で、こんな声をよく聞きます。
- 「擁壁工事に予想以上の費用がかかった」
- 「日当たりが悪く、冷暖房費がかさむ」
- 「道路との高低差で外構工事が割高になった」
表面上は安く見えても、建築費用や光熱費まで含めると、
結果的に高い買い物になるケースが多いのです。
建築家が土地選びで必ず見る3つのポイント
- 地盤と高低差
→ 盛土や擁壁が必要になると、数百万円単位の追加費用に。
- 日当たりと風通し
→ 快適性だけでなく、ランニングコストにも直結します。
- 周辺環境と将来性
→ 今は静かでも、将来的に大型建築が建つ可能性も。
敷地調査を徹底することで、
土地に潜むリスクを事前に把握できます。
実例:高低差を活かした家づくり
香川で手がけた住宅設計では、
「高低差があるからこそ得られる眺望」や「囲われた庭でプライバシーを守る設計」を実現しました。
安易に「平らな土地のほうが楽」と決めつけず、
ポジティブに条件を活かすことでコストを抑えることもできます。
土地と設計はセットで考えるべき
土地だけを不動産会社で決めてしまうと、設計に制約がかかります。
だからこそ、土地探しの段階から建築家をパートナーにすることが重要です。
- 家族の暮らしに合うか
- 将来のリセール価値はどうか
- 性能・コストのバランスが取れるか
これらを一緒に検討することで、後悔のない家づくりにつながります。
まとめ:土地は「安さ」ではなく「総合力」で選ぶ
- 安い土地ほど、隠れたコストが潜んでいる
- 設計とセットで考えると、条件をプラスに転換できる
- 建築家との相談で、土地選びの失敗は防げる
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