建築家住宅のメリット・デメリット|現役建築家が徹底解説
建築家住宅に興味はあるけれど「敷居が高いのでは?」「設計料が高そう」と不安を抱く方も多いはず。今回は現役建築家の視点から、建築家住宅の本当のメリット・デメリットについて解説します。
失敗しない建築家住宅とは?
建築家に依頼すると「好き勝手にプランされる」?
「建築家は自分のデザインを押し付けてくるのでは?」そんな不安を耳にします。実際には建築家にもタイプがあり、強いこだわりを持つ人もいれば、施主の要望を丁寧に汲み取る人もいます。重要なのは相性です。住宅設計の事例を通じて、その建築家の思想や人柄を見極めることが大切です。
建築家に依頼するメリット
1. 高いデザイン力
建築家の大きな強みはデザインの質です。街で目を引く住宅の多くは建築家の手によるもの。造形美だけでなく、光や風を取り込む工夫、暮らしやすい動線設計など、総合的にデザインされます。
2. 設計思想を反映できる
建築家にはそれぞれ設計思想があります。単なる間取り作成にとどまらず、思想を反映させた住宅は深い検討がなされ、住む人の価値観を形にしてくれます。
3. 施主の代弁者になってくれる
施工会社とのやり取りで不利にならないよう、建築家は第三者的立場で施主を守ってくれる存在です。コストや性能面で偏った提案に流されないよう、強い味方となります。
建築家に依頼するデメリット
1. 打合せ期間が長い
ヒアリングを重ね、生活スタイルを掘り下げるため時間がかかります。じっくり検討したい方には向いていますが、スピードを重視する方には不向きかもしれません。
2. 建築家のこだわりが強い場合も
設計思想を重視するあまり、施主が置いていかれることもあります。ただし、それは建築に真剣に向き合っている証拠でもあります。建築ハウツー記事を参考に、自分に合う建築家を見極めましょう。
3. 「怖い・頑固」というイメージ
昔ながらのイメージですが、今はフラットで相談しやすい建築家も増えています。若い世代の建築家は特にクライアントとの対話を重視する傾向があります。
建築家への誤解
「耐震性がない」「断熱性がない」といった誤解もありますが、現代の住宅では法的に性能基準が担保されています。建築家住宅だからといって性能が劣ることはありません。
まとめ|建築家住宅はメリットが大きい
結論として、建築家住宅にはデザイン性・思想性・安心感といった多くのメリットがあります。もちろん相性やコスト、打合せ時間といった注意点もありますが、それを理解した上で臨めば唯一無二の住まいを実現できます。
ご興味のある方はお気軽に東京事務所や香川事務所までご相談ください。
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