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COLUMN

物件種別

東京でリノベーションvs新築|設計事務所が教えるコスト・メリットの違い

2026年5月21日

著者:河添甚(一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS)

東京でリノベーションが注目される理由

東京の居抜き物件は新規工事より割安で、立地の良い物件も多く存在します。居抜き+フルリノベーションで理想の店舗空間を低コストで実現できる可能性があるため、東京では居抜き+リノベという選択が増えています。

リノベーションと新築の費用比較

中古+フルリノベ

中古購入費3000万〜6000万円+リノベ1500万〜3000万円=4500万〜9000万円

新規スケルトン工事

500〜1,500万円(20〜30坪・東京23区の場合)

※立地・物件状態・仕様によって大きく変動します。

リノベーションのメリット

立地の良い物件を取得できる可能性、既存設備の活用によるコスト削減、居抜き物件のキャラクターを活かした設計、スケルトン新規工事より引き渡し期間が短くなる場合もある、という点がメリットです。

リノベーションの注意点

既存構造の問題(耐震・腐食・シロアリ)が解体後に発見されると追加費用が発生します。配管・電気の全更新が必要な場合もあります。解体してみないとわからない部分があるため、予備費の確保と建物診断が重要です。

設計事務所に頼むリノベーションの強み

設計事務所は建物診断(インスペクション)を踏まえた適切な設計・工事監理を行います。新築と同等の設計品質でフルリノベーションを実現でき、リノベーション特有のリスクを適切に管理できます。

まとめ

  • 中古+フルリノベは新築より安くなるケースもあり、立地の良い物件を活用できる
  • 既存構造の問題発見で追加費用が発生するリスクがある
  • 設計事務所は建物診断を踏まえた適切な設計でリノベリスクを軽減できる
  • リノベは「設計事務所に依頼すること」で新築同等の品質・自由度が得られる
  • 東京では中古+リノベが合理的な選択肢になるケースが増えている

FAQ

東京でリノベーションと新築どちらが安いですか?
物件・状態によりますが、居抜き活用費が新規スケルトン工事費より安くなるケースは多くあります。ただし解体後に予想外の追加工事が発生するリスクもあり、単純比較は難しいです。
フルリノベーションで新築と同じ品質・自由度を得られますか?
設計事務所に依頼するフルリノベーションは、設計の自由度は新築とほぼ同等です。ただし既存構造(スケルトン)の制約や配管・電気系統の更新が必要な場合もあり、設計前の建物診断が重要です。
リノベーションで後悔しないためのポイントは何ですか?
購入前の建物診断(インスペクション)で既存構造の状態を確認すること、解体後の追加工事に備えた予備費を確保すること、設計事務所に工事監理を依頼して品質を確保することが重要です。
東京でリノベーションにかかる費用はいくらですか?
フルリノベーション(スケルトンリフォーム)は一般的に坪単価60〜120万円程度が目安です。延床30坪で1800万〜3600万円程度ですが、既存状況・仕様・設備グレードによって大きく変動します。
設計事務所にリノベーションを頼む理由は何ですか?
設計事務所は建物診断を踏まえた設計・工事監理を行い、リノベーション特有のリスク(既存構造の問題・追加工事)を適切に対処します。また新築同等の設計品質でオーダーメイドの店舗空間を実現できる点が最大の理由です。

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