この記事を読まれている方の中にはは今現在、店舗を運営される方、またはこれから店舗を作ろうとしている方で店舗併用住宅を考えられている方も多いのではないでしょうか?店舗併用住宅の設計を考える上で必要なことがあります。その基本となる部分を考えて見たいと思います。
店舗併用住宅の設計について
店舗併用住宅とは?
店舗併用住宅とは同じ土地に住宅とお店(店舗)を併せもつ住宅です。 住宅の1階部分に事務所や店舗をつくり、2階を自宅にするケースが多いです。 飲食店や理髪店などが代表的です。 医院、レストランやカフェ、お花屋さん、美容室など、店舗の種類も様々です。

店舗併用住宅のゾーニングについて考える
まず、考えることはゾーニングです。
住宅部分と店舗部分をどのようなボリュームで振り分けるのか
階ごとに振り分けるのか

その場合、どちらが1階なのか2階なのか
基本的には
住宅のプライバシーを考慮したゾーニングにすることが大事です。
店舗と住宅の動線計画について考える
次に重要なのが動線計画です。
アプローチの動線計画(外部動線)

外部からのアクセスで住宅利用の動線と店舗動線が
基本的には
交錯しないように計画
することが重要です。
重複する部分が出るケースも多いですがその場合は
住宅の玄関が奥側になるよう配慮して動線計画を行います。
室内動線(内部動線)
まずは室内からのアクセスが必要がどうか
必要な場合
- 室内のどこからアクセスするのか?
- 住宅と店舗のどの部分をコアとして繋げるか?
内部で繋げる場合は
関連性の高い部分で繋げるのか
あるいはそれぞれ滞在する時間が長い部分を近接した方が良いかなど
要望を整理して置く必要があります。
設計は要望を元に動線計画とともに諸室の配置を考えていきます。
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