香川で老後・終の棲家を設計事務所に依頼する|バリアフリー・平屋・費用
老後の暮らしを見据えた家づくりは、若い段階から計画することが重要です。バリアフリー・体に負担の少ない動線・将来の介護への対応まで、設計事務所の視点から解説します。
2026-05-30
著者:河添甚(一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS)
老後の家づくりで後悔しないために
「今は元気だから」という理由でバリアフリー対策を後回しにした結果、後から多額の費用をかけてリフォームが必要になるケースが少なくありません。設計段階から老後を見据えておくことで、追加コストを最小化できます。
平屋を選ぶ
階段による転倒リスクをなくし、生活動線を一フロアに集約。メンテナンスのしやすさ・将来の介護しやすさも平屋が有利です。
廊下・ドア幅を広くとる
廊下幅90cm以上・ドア開口80cm以上を確保することで、車椅子・介護ベッドの搬入が可能になります。新築段階での対応が最もコストが低くなります。
手すり下地を設置する
今は必要なくても、トイレ・浴室・玄関・廊下の手すり取り付け予定箇所に下地(補強板)を入れておきます。後から取り付ける際のコストと手間が大幅に減ります。
段差をなくす
玄関土間・室内の段差・浴室の段差をなくしたバリアフリー設計は、転倒防止だけでなく掃除のしやすさにもつながります。
よくある質問
Q. 老後の家づくりは何歳頃から考えるべきですか?
A. 50代での家の建替え・リノベーションがベストタイミングのひとつです。まだ体が元気なうちに計画・建築ができ、その後20〜30年を快適に暮らせます。60代以降になると住宅ローンの審査が厳しくなるため、早めの検討をおすすめします。
Q. 老後に向けた平屋のメリットは何ですか?
A. 階段がなく生活が一フロアに完結するため、足腰が弱くなった場合の安全性が高まります。家全体を見渡せるため、家族・介護者が動向を把握しやすい。将来の車椅子対応も平屋の方が改修しやすいです。
Q. 介護を見据えた間取りのポイントは?
A. 廊下幅を90cm以上確保、トイレ・浴室を寝室に近い動線に配置、玄関・浴室・トイレの手すり下地を設置、段差をなくしたバリアフリー動線の確保などが重要です。将来の設備追加を見越した配管・電気の下地も設計段階で仕込んでおきます。
Q. 香川で老後に住みやすいエリアはどこですか?
A. 医療・介護施設へのアクセスを重視するなら高松市内が充実しています。自然の中でのんびり暮らしたいなら三木町・さぬき市・綾川町など郊外も選択肢です。車の運転ができなくなることを想定し、公共交通や生活利便施設との距離感も考慮しましょう。
