PRICE
費用・設計料
設計料について、正直にお伝えします。設計事務所への依頼は「高い」と思われることがありますが、競争見積もりで施工費が適正化されることを含めて全体で考えると、合理的な選択であることが多い。費用と価値の関係を、わかりやすく説明します。

PHILOSOPHY
設計料は、
家の品質を守る
保険料です。
設計事務所に依頼すると設計料がかかります。しかしそれは、「品質を守る目」「価格を適正化する仕組み」「施主の利益を代理する人」という三つの価値に対する対価です。家づくりの最大のリスクに備える、保険のような費用だと考えてください。
設計料を払うことで手に入るもの
- 複数社への競争見積もりによる施工費の適正化
- 設計図通りに施工されているかの第三者による確認
- あなたの暮らしから始まる、唯一の間取りと空間
- 施工会社との交渉を代わりに担ってくれる専門家
- 引き渡し後も相談できるアフターサポート
設計事務所なしで進む場合に生じうること
- 施工会社の見積もりが適正かどうか判断できない
- 設計と施工を同じ会社が担うため、第三者の目がない
- 見えなくなる部分(断熱・構造・防水)の品質が確認できない
- 施主が施工会社と直接交渉する精神的・時間的負担
- 竣工後の不具合対応の窓口が施工会社任せになる
PRICE RANGE
設計料の目安
木造住宅(新築)
工事費の10〜15%
150〜450万円
工事費1,500〜3,000万円の場合
設計・監理・確認申請を含む基本的な住宅設計。
木造住宅(リノベーション)
工事費の12〜18%
90〜270万円
工事費750〜1,500万円の場合
既存建物の調査・診断を含む。改修工事は複雑さによる。
RC・S造住宅
工事費の10〜15%
250〜600万円+
工事費2,500〜4,000万円+の場合
構造計算・設備設計が複雑なため、設計期間も長い。
※上記は概算の目安です。実際の設計料はプロジェクトの規模・複雑さ・条件によって異なります。 詳しくはお問い合わせください。
BREAKDOWN
設計料に含まれるもの
基本設計
- 敷地調査・法規制確認
- プランニング(平面・立面・断面)
- デザイン提案・3Dパース
- 構造・設備の基本方針
- 概算工事費の算出
実施設計
- 詳細施工図の作成(全図面)
- 構造設計・構造計算(別途の場合あり)
- 設備設計(電気・給排水・空調)
- 仕上げ表・建具表・設備機器リスト
- 確認申請書類の作成・提出
施工者選定サポート
- 施工会社への見積もり依頼
- 見積もり内容の精査・比較
- VE提案への対応
- 施工会社選定のアドバイス
工事監理
- 定期現場確認(月2〜4回)
- 施工会社との打ち合わせ
- 設計変更への対応
- 竣工検査・引き渡し確認
- 工事監理報告書の作成
別途費用の目安
構造設計(別途依頼の場合)
30〜80万円
地盤調査費
5〜15万円
確認申請手数料
5〜20万円
SIMULATION
競争見積もりで、
施工費はどう変わるか
同じ設計図で3社に見積もりを取ると、数百万円の差が出ることがあります。 設計事務所はその比較と精査を代行し、施主が最適な施工会社を選べるようサポートします。
設計事務所ルート(試算例)
A社 見積もり
2,650万円
B社 見積もり
2,480万円
C社 見積もり(採用)
2,320万円
工事費(採用)
2,320万円
設計料(約12%)
+ 278万円
トータル概算
2,598万円
工務店ルート(一般的な例)
A工務店 提案
2,700万円(設計込み)
設計料
無料(施工費に含む)
見積もり比較
通常1社のみ
工事費
2,700万円
設計料
0円(含む)
トータル概算
2,700万円
この試算例での差額
設計料を含めてもトータルで102万円の節約。さらに設計事務所ルートでは工事監理による品質保証が付きます。
※あくまで試算例です。実際の金額はプロジェクトにより異なります。

FAQ
設計料はいつ支払うの?
設計契約時・実施設計完了時・着工時・竣工時の4回に分けてお支払いいただくのが一般的です。一括で大きな費用が発生しないよう、工程に合わせた支払い方式をとっています。
工事費にはどのくらいかかる?
香川・高松エリアの木造住宅の場合、坪単価60〜100万円程度(延床面積35〜45坪で2,100〜4,500万円程度)が目安です。仕様・設備によって大きく変わります。
予算が限られているけど依頼できる?
はい。予算の範囲で最善の設計を提案することも設計事務所の仕事です。工事費の優先順位付け・VE(コスト削減提案)など、予算内での最適解を一緒に考えます。
途中で設計を中止した場合の費用は?
設計業務が進んだ割合に応じて、それまでの設計料をご請求します。契約締結前にキャンセルの場合は費用は発生しません。詳しくは契約書でご確認ください。
競争見積もりで実際にいくら安くなりますか?
同じ図面で3社に見積もりを取ると、数十万〜数百万円の差が出るケースがあります。設計料(工事費の約12%)を含めても設計事務所ルートが合計で安くなる試算例もあります。上の「シミュレーション」もご参照ください。
設計事務所に頼むとトータルで工務店より高くなりますか?
設計料を含めた総額で比較すると、必ずしも高くなるわけではありません。工務店の「設計料無料」には施工費に利益が含まれるケースがあり、競争見積もりで施工費が適正化されると、設計料を払ってもトータルで同等か安くなることがあります。
