香川の注文住宅の間取り|失敗しない設計のポイント
注文住宅の後悔の多くは「間取りの失敗」から来ます。使いにくい動線・収納不足・暗いリビング。これらは設計段階でしっかり検討することで防げます。設計事務所に依頼する間取り設計のアプローチを解説します。
2026-05-30
著者:河添甚(一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS)
間取りで後悔しないための7つのチェックポイント
01
家事動線を最短に
キッチン→洗面→洗濯→物干し→クローゼットの家事動線を最短にすることで、日々の家事の負担が大幅に減ります。回遊動線(ぐるりと回れる間取り)も有効です。
02
収納は「量」より「使いやすい場所」
玄関収納(コート・傘・外遊び道具)・キッチンパントリー・脱衣所収納など、使う場所の近くに収納を設けることが重要です。クローゼットは広さより使い勝手の設計を優先しましょう。
03
南面に主な居室を配置する
香川の強い日照を活かすため、リビング・ダイニング・主寝室を南向きに配置します。北側には水回り・クローゼットなど採光が不要な空間を配置するのが基本です。
04
子ども部屋は「変化できる」設計に
固定された小部屋より、将来間仕切れる広い1部屋として計画します。子どもが独立した後の使い方まで想定しておくと後悔が少なくなります。
05
LDKは「家具を置いた状態」で検討する
図面上のLDKの広さではなく、ソファ・テレビ・ダイニングテーブルを置いた状態での使い勝手を必ずシミュレーションします。4〜6帖のLDKは想像より狭く感じることがあります。
06
玄関は暮らしの顔として大切に
玄関の広さ・収納・採光は来客の第一印象であり、毎日の帰宅感にも影響します。コンパクトでも、土間を広くとったり採光窓を設けるだけで印象が大きく変わります。
07
将来の暮らし方を想定する
子育て期の間取り・子どもが独立した後・老後のバリアフリー対応まで、長期的な視点で間取りを考えます。設計事務所では将来の暮らし方変化も設計に折り込みます。
よくある質問
Q. 注文住宅の間取りで最もよくある失敗は何ですか?
A. ①家事動線が長くて不便(キッチン〜洗面所〜洗濯機〜物干しが遠い)②収納が足りない(特に玄関・クローゼット・パントリー)③リビングが思ったより暗い(南面の採光不足)④子ども部屋が将来使いにくい(固定された間仕切り)の4つがよく聞かれます。
Q. 設計事務所に頼むと間取りの失敗を防げますか?
A. 設計事務所では生活シミュレーション(朝の動線・家事の流れ・将来の暮らし方)をもとに間取りを検討します。何度でも修正しながら進めるため、納得できる間取りに辿り着きやすくなります。
Q. 香川の気候に合わせた間取りのポイントはありますか?
A. 香川は年間日照時間が長いため、夏の日射制御(深い庇・開口部の方位)が重要です。また比較的温暖な冬を活かして、南面に大きく開いた間取りが効果的です。瀬戸内の風を取り込む通風計画も快適性に直結します。
Q. 間取りは何回まで修正できますか?
A. 設計事務所では基本設計の段階であれば基本的に何度でも修正できます。ただし実施設計(詳細図面)に入ってからの大幅な変更は追加費用が発生する場合があります。早い段階でできるだけ具体的に要望を伝えることが大切です。
