住宅設計の前に必要なことは敷地です。敷地が決まっていないと当然ですが通常は住宅の設計を進めることができません。そこで今回は敷地選びのポイントについて解説していきたいと思います。
設計前の敷地選びのポイント

条件の良い敷地とは?

そもそも条件の良い敷地とはどういった敷地なのでしょうか?
- 駅が近い
- 敷地形状が整形
- インフラ(上下水等)が整備されている
では、条件が悪い敷地となるとその逆ですよね。
- 駅から離れている
- 敷地形状が不整形
- インフラ(上下水等)が整備されていない
条件の良い敷地のメリット・デメリット

メリット
※例
- 整形敷地の為、建物が建てやすい
- 眺望が良い
- インフラに対する初期費用を抑えやすい
デメリット
※例
- 坪単価が高い
- 敷地が狭い
- 駐車スペースに制約がある
- 庭がとれない
- 閉塞感がある
条件の悪い敷地のメリット・デメリット
メリット
※例
- 初期費用が抑えられる
- 特徴的な建物デザインになりやすい
- 敷地が広い
- 駐車台数が確保しやすい
- 広い中庭が確保できる
- 環境が良い
デメリット
※例
- 建物が建てづらい
- 設計しづらい
- 内部プランが複雑になりやすい
- 街中から離れる
- インフラ整備に費用がかかる
- 生活が不便(買い出し等で店までが離れる等)
不整形な敷地の方がメリットが多い場合もある!?

不整形な敷地の場合は設計の制約が大きくになりがちです。その為、設計では工夫やアイデアが必要になります。ただし、上手くいけば特徴的で特別な住宅デザインになる可能性が高くなります。これは一点物の住宅においては大きなメリットではないでしょうか。
建築家の腕の見せ所!とも言える

まさに建築家にとっては設計能力が問われるまたは発揮できる案件とも言えます。あえて不整形な敷地を購入し建築家に設計で多くのデメリットをクリアしてもらうことも一つの手です。中には不整形敷地の方がやりがいを感じる建築家も多いです^^不整形敷地なら諦めていた夢の新居を手に入れることができそうなら一度、建築家に相談することをお勧めいたします。
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