家づくりにおいて最初の関門は「両親への相談」といえるかもしれません。ご自身が建てる住宅であっても、親世代からの意見や意向は計画に大きく影響することがあります。費用や土地の提供、将来の暮らし方に関する考え方など、早めに確認しておくことが重要です。
家を建てる前に両親に相談する
相談するタイミングはいつが良い?
経験上、両親への相談は「できるだけ早い段階」で行う方が良いです。プランや仕様が固まってから伝えると、不満や衝突を招くケースもあります。土地の提供や費用の一部負担を考えている場合もあるため、計画が具体化する前に話し合っておくことをおすすめします。
両親に相談する内容は?
まずは「家を建てる計画がある」という事実を率直に伝えることが第一歩です。その上で具体的に相談するべき内容は次の通りです。
- 土地の有無(農地や宅地など)
- 資金面での援助の可能性
- 親世代が近くに住んでほしいかどうか
- 将来の同居や相続を見据えた考え方
例えば、郊外の農家であれば畑や田んぼを宅地化して提供してもらえるケースもあります。土地に関しては住宅の土地選びのポイントも併せて参考にすると良いでしょう。
建築家に相談する前に
親世代の意見を踏まえた上で、建築家と設計を進めることでスムーズに計画が運びます。将来を見据えた家づくりについては、失敗しない家づくりのシリーズ記事もご参照ください。
両親の意見を事前に理解し整理しておくことは、無用なトラブルを避けるだけでなく、安心して家づくりを進めるための大切なステップです。
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