KA
河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 注文住宅設計
パッシブデザインとは太陽光・風・地熱などの自然エネルギーを最大限活用し、機械設備に頼らず快適な住環境を実現する設計手法です。エネルギー消費を抑えながら心地よい暮らしを実現します。
01パッシブデザインの基本要素
①断熱・気密性能の確保②南面開口部での日射取得(冬季)と日射遮蔽(夏季)③自然通風による夏の冷却④昼光利用による照明エネルギーの削減——の4要素が基本です。これらを敷地条件・地域の気候に合わせて最適化するのが建築家の役割です。
02南面開口部の設計
冬は南の低い日射を室内深くまで取り込み、夏は庇(ひさし)・オーニングで高い夏の日差しを遮蔽する設計が基本です。庇の出寸法は緯度によって異なります(香川では軒の出600〜800mm程度が目安)。建築家はシミュレーションで最適な窓位置・庇寸法を決定します。
03自然通風の設計
卓越風向(その地域で最も多く吹く風の方向)を把握し、建物に風の入口と出口を設けることで自然通風を実現します。風の通り道となる開口部・室の配置・吹き抜けの設計が重要です。夏の夜間通風で建物を冷やすことでエアコン使用時間を大幅に削減できます。
04高断熱・高気密との組み合わせ
パッシブデザインは高断熱・高気密と組み合わせることで最大の効果を発揮します。断熱性能(UA値)・気密性能(C値)を設計段階で設定し、施工段階で気密測定を行います。KAWAZOE ARCHITECTSではパッシブデザインと高断熱を組み合わせた設計を行っています。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で注文住宅・リノベーションの設計を行う。