KA
河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 注文住宅設計
平屋は階段がなく生活動線がシンプルで、老後も快適に暮らせる住宅として人気が高まっています。設計事務所(建築家)に平屋を依頼する際の間取り・費用・注意点を解説します。
01平屋のメリット
①階段がなく老後・子育て期ともに生活しやすい②構造が単純で耐震性を確保しやすい③天井を高くして開放感を出しやすい④メンテナンスしやすい(外壁塗装・屋根点検)——が主なメリットです。近年は子育て世代にも平屋が人気で、床下収納・ロフトとの組み合わせで収納を確保するプランが多くなっています。
02平屋の設計上の注意点
平屋は2階建てより広い敷地が必要です。同じ延床面積でも平屋は基礎・屋根面積が大きいため、工事費が2階建てより1割程度高くなる傾向があります。また全室が1階になるため、プライバシー・防犯・採光・通風の確保を設計で工夫する必要があります。
03平屋の間取り設計のポイント
中庭・コの字型・L字型の配置により採光・通風を確保しつつプライバシーを守る設計が平屋の定番アプローチです。LDKを中心に各室を配置し、水回りをまとめることで家事動線を短くできます。建築家は敷地形状・方位・周辺環境を読み込んで最適な平面計画を提案します。
04平屋の費用目安
延床30坪の平屋注文住宅の工事費は2,200〜4,000万円程度(仕様・地域によって異なります)。基礎・屋根面積が大きい分、2階建てより割高になります。設計料は工事費の10〜15%が目安です。土地の広さ・地盤の状況によっても総費用が変わります。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で注文住宅・リノベーションの設計を行う。