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ガレージハウスの設計|ビルトインガレージを一級建築士が解説

#ガレージハウス#ビルトインガレージ#設計#耐震#EV#注文住宅
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河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS

一級建築士・代表 / 注文住宅設計

ガレージハウス(ビルトインガレージ)は住宅内に駐車スペースを取り込んだ住宅形式です。車好きのためのこだわり空間を、設計上の注意点とともに解説します。

01ビルトインガレージの設計ポイント

車のサイズ・台数・将来の買い替え可能性を考慮した寸法設計が重要です。標準的な乗用車1台のガレージ寸法は幅3.0m×奥行き5.5m程度ですが、大型SUV・ミニバン・スポーツカーの場合はさらに広くする必要があります。上部を居室とする場合は遮音・換気の設計が必要です。

02構造上の注意点

1階にガレージを設けると壁量が減少するため、耐震性に影響します。木造の場合は耐震壁の配置を工夫し、構造計算(許容応力度計算)で安全性を確認することが重要です。鉄骨・RC造はガレージとの相性がよく、大開口を取りやすいです。建築家は構造と設計を統合して提案します。

03換気・電気設備の計画

排気ガスが居室に入らないよう、ガレージの換気計画が重要です。また電気自動車(EV)の普及を見越した普通充電コンセント(200V)の設置、将来の急速充電器への対応も設計段階から計画しておくことをお勧めします。作業照明・コンセントの充実も使い勝手に影響します。

04費用と容積率の扱い

ビルトインガレージは床面積の1/5を限度に容積率の計算から除外できます(容積率の緩和)。この特例を活用することで居住面積を増やしながら駐車スペースを確保できます。工事費はガレージ部分の仕上げ・シャッターのグレードによって50〜200万円程度の差があります。

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河添甚(かわぞえ じん)

一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表

大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で注文住宅・リノベーションの設計を行う。

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