漆喰の住宅とはどういう家なのでしょうか。漆喰の原料や漆喰の住宅がもたらしてくれる効果についてメリット・デメリットで解説をしたいと思います。
漆喰とは?
漆喰(しっくい) は石灰岩を原料とした自然素材で、古くから住宅の壁材などに利用されてきました。
漆喰の効果
メリット
殺菌作用
漆喰は強いアルカリ性で防カビ効果が高いです。
消臭効果
漆喰は消石灰が二酸化酸素を吸収し、消臭効果も期待できます。
耐久性・耐火性
漆喰は傷が付きにくく、耐久性、耐火性に優れています。
デメリット
調湿効果
漆喰は調湿効果がある材料のイメージが有りますが、珪藻土と比較するとあまり期待できません。
施工性・経済性
漆喰は工期が長くなり価格が高いです。
まとめ
漆喰は古くから住宅等に使われてきた素材で、日本人にとっても古来より身近な素材であるといえます。表情も様々な選択が可能で意匠的にも優れた材料と言えます。効果については土壁が一般的な時代とボード下地が主流の現代では漆喰の効果も限定されてしまうので、壁の構造によっては素材を使い分けることも重要なポイントであると言えます。
漆喰の家を検討されている方へ

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