二世帯住宅を計画するにあたり何から始めれば良いのかわからないといった方も多いのではないでしょうか?二世帯住宅を検討する際、最初にどういったことからはじめてどういうことに気をつければ良いのかわかりやすく解説をしていきたいと思います。
二世帯住宅とは?
一つの建物に親の世帯と子の世帯の二世帯の家族が住む住宅。親と子の世帯がそれぞれ独立した生活ができるものをいう。

まず最初に検討することは?
互いの距離感をどの程度、保つのかを確認する必要が有ります。その距離感によって建物の間取りが変わってきます。まずは、どの程度の距離を保ちながら生活をするかを互いの取り決めとして確認しておくことが大事です。
間取りを確定するにあたり重要なポイントとは?
二世帯住宅の間取りを確定するにあたって重要なポイントとしては以下の項目が重要になります。
1. 玄関を分けるのか一緒にするのか?
内部の間取りに最も重要な要素です。玄関を分ける場合は平面的に分けるのか階で分けるのか間取りや平面プランに置いていくつかの選択肢が考えられます。
2. キッチンを分けるか一緒のするか?
二世帯住宅ではキッチンを別々に分けるケースとそうでないケースを決めておく必要が有ります。当然、分けたい場合はキッチンを2つ用意することになりますので設備及び建築に置ける経済性の検討も十分行う必要が有ります。
3. リビングを分けるか一緒にするか?
キッチンは共用にするけどもリビングは分けるといったケースも考えられます。この場合は時間帯によってキッチンの利用時間を分けて食後はそれぞれのリビングでくつろぐことになります。互いの生活スタイルによってどちらが良いか検討が必要になります。
4. 浴室を分けるのか一緒にするのか?
浴室を分けるケースは二世帯住宅では非常に重要になります。階で分ける場合は防水や排水の検討が必要になります。また、2階に計画する場合は設備及び建築の十分な検討と合わせてコスト検討も行う必要が有ります。当然2つ計画することになりますので経済性には十分配慮しておく必要も有ります。また、親世代においてはバリアフリーについて十分な検討を行う必要が有ります。
バリアフリー住宅とは?
まとめ
二世帯住宅を検討するには事前にお互いの生活スタイルやそれぞれの距離感をどの程度保つか十分に確認・検討することが最も重要といえます。また、親世代の年齢を考慮した床段差のない計画や手すり設置などバリアフリーに配慮した検討も重要です。詳細については、まずは専門家にご相談することをお勧めします。
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