熊本の分譲地で計画中の住宅について、敷地調査を行いました。2階リビングの採光計画や、北に開く開口部と南側ハイサイド窓からの光取り入れを検討し、快適な住環境の設計ポイントをまとめています。

敷地概要と周辺環境の特徴

対象地は熊本市近郊の新しい分譲地。周囲は住宅地が広がり、東西南北に隣接住宅があるため、プライバシーと採光バランスが重要です。地形は平坦で北側が道路に面しています。

2階リビングを選択した理由

1階がプライベート空間、2階にリビングを配置することで眺望と採光を最大化。特に北側に開いたバルコニーや窓からの景色を活かしながら、南側からの光をハイサイド窓で効率的に取り入れるプランとしました。

組み合わせ窓の配置とメリット

北側に面する組み合わせ窓は風通しを確保しつつ視線を遮り、開放感を演出。南側のハイサイド窓からの採光と組み合わせることで、室内に自然光が均等に広がる効果があります。

南側ハイサイド窓で得られる採光効果

ハイサイド窓は高い位置に設置されるため、周囲の建物の影響を受けにくく、安定した日射取得が可能。熊本の気候に適応した計画で、夏季の直射を抑えつつ明るさを確保できます。

まとめと次のステップ

今回の敷地調査を踏まえ、北側に開く組み合わせ窓と南側のハイサイド窓を活用した2階リビング設計は、熊本の分譲地環境に最適と判断。今後は詳細プランの検討と現地周辺環境のさらなる分析を進めます。