Column
香川で耐震性の高い家を建てる
耐震等級1・2・3の違いと費用を解説
「香川は地震が少ないから大丈夫?」「耐震等級3って本当に必要?」 南海トラフ地震の被害想定地域でもある香川で家を建てる立場から、 建築家として正直にお伝えします。
香川と南海トラフ地震
国の被害想定では、南海トラフ地震発生時に香川県では震度6弱〜6強が想定されています。 高松市でも最大震度6強の揺れが予測されており、耐震性は香川でも重要な課題です。
耐震等級1・2・3 比較表
耐震等級3を取得するメリット(香川の場合)
地震保険料が大幅割引
耐震等級3の住宅は地震保険料が50%割引になります(等級1比較)。保険料が毎年安くなるため、長期的にはコスト回収ができます。
南海トラフへの備え
香川は南海トラフ地震の影響を受ける地域です。等級3は「防災拠点(消防署・警察署)」と同等の強度。大地震後も建物が使える可能性が高まります。
資産価値が下がりにくい
耐震等級3の認定は、将来の売却・相続時に建物の品質を証明できます。住宅の資産価値維持に有効です。
長期優良住宅との組み合わせ
耐震等級2以上が長期優良住宅の認定基準。等級3で認定を取得することで、住宅ローン減税・補助金・フラット35S優遇がすべて適用できます。
制震・免震との違い
| 工法 | 仕組み | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 耐震 | 構造体を強くして地震力に耐える | 一般的 | 最もオーソドックス。等級1〜3で評価 |
| 制震 | ダンパーで揺れのエネルギーを吸収 | +50〜150万円 | 繰り返し地震に強い。耐震と組み合わせ可 |
| 免震 | 建物と地盤を切り離して揺れを伝えない | +300〜500万円 | 最高水準の安心感。コストが高い |
木造住宅では「耐震等級3+制震ダンパー」の組み合わせが費用対効果の高い選択肢です。
よくある質問
Q. 耐震等級3にするといくら追加費用がかかりますか?
A. 耐震等級2から3への引き上げで、工事費の2〜5%程度(100〜200万円前後)の追加コストが目安です。ただし建物の規模・形状・工法によって異なります。長期優良住宅認定と組み合わせることで税制優遇も受けられます。
Q. 香川県は地震が少ないから耐震等級3は不要ですか?
A. 香川県は南海トラフ地震の被害想定地域に含まれています。国の想定では高松市でも震度6弱〜6強の揺れが想定されており、「地震が少ない」とは言えません。30〜40年間住む家として、耐震等級3の取得をおすすめしています。
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WORKS
香川での設計事例



ABOUT THE ARCHITECT
担当建築家について
KAWAZOE ARCHITECTSは、一級建築士・河添甚が主宰する香川の設計事務所です。 2025年布野修司賞を受賞。高松市・さぬき市を拠点に、香川全域での住宅設計・工事監理に対応しています。
建築家・河添甚のプロフィールへ →CONTACT
香川の南海トラフに備えた 耐震等級3の家を設計します。
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