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Column

香川で木の家・無垢材の家を建てる
自然素材住宅の魅力・素材選び・費用

「床は無垢材にしたい」「漆喰の壁にしてみたい」「木の香りがする家に住みたい」 そんな思いを持つ方に、香川で自然素材の家を建てるための知識をまとめました。

なぜ木の家・自然素材なのか

時間とともに味わいが増す

無垢材の床は使い込むほどに艶が出て、表情が豊かになります。傷もまた、その家に刻まれた歴史。新建材のように劣化して「古くなる」のではなく、「育っていく」素材です。

空気環境が変わる

漆喰・珪藻土の壁は湿気を吸放湿する「呼吸する壁」です。梅雨時の湿気を吸収し、乾燥した冬に放出する。エアコンへの依存を減らし、快適な室内環境をつくります。

香川の気候との相性が良い

瀬戸内の温暖な気候は木材の乾燥に適しています。四国産のスギ・ヒノキは地域の気候に合った素材であり、輸送コストを下げながら地元林業を支えることにもなります。

化学物質を減らせる

シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質を含まない自然素材を選ぶことで、特に小さな子どもがいる家族の健康に配慮した住まいをつくれます。

主な自然素材・特徴と費用

無垢フローリング床材
特徴スギ・ヒノキ・オーク・チーク等。足触りが温かく、素足で気持ちいいメリット経年変化で味が出る。耐久性が高い。調湿効果あり注意点傷・汚れが目立ちやすい。反り・収縮が起きる場合がある費用目安合板フローリング比+2〜5万円/坪メンテ定期的なオイルメンテナンス(1〜2年に1回)
漆喰(しっくい)壁材
特徴石灰を主原料とした伝統的な塗り壁。白くマットな仕上がりメリット調湿・消臭・抗菌効果。呼吸する壁。美しい陰影注意点クロスより施工費が高い。ひびが入ることがある費用目安クロス比+3,000〜6,000円/㎡メンテひびは補修材で対応可能。基本的にメンテナンス不要
珪藻土(けいそうど)壁材
特徴藻の化石が原料。高い吸放湿性が特徴メリット調湿効果が高い。結露防止。自然な風合い注意点硬化剤の種類によって性能差あり。コスト高費用目安クロス比+2,000〜5,000円/㎡メンテ汚れは削って補修。経年変化で色が落ち着く
構造材(スギ・ヒノキ)構造
特徴四国・香川産の国産材。伐採後乾燥させた無垢材を使用メリット粘り強さがあり地震に強い。香りが良い。地域産材で環境負荷低注意点集成材より含水率の管理が必要費用目安集成材と同等〜やや高めメンテ適切な乾燥・防腐処理で長持ち

建築家が自然素材の家を設計する理由

自然素材は「どれを選ぶか」より「どう使うか」がはるかに重要です。 漆喰の壁でも、光の当たり方・塗り方・下地処理が違えば全く異なる空間が生まれます。

無垢材の収縮・膨張を見越した隙間の設計(冬は縮み、夏は膨張する)
漆喰の白い壁と木の色・テクスチャーの組み合わせで生まれる陰影の設計
光の入り方と素材の相性(直射日光が当たる場所の素材選び)
経年変化を「味」として楽しめる素材の組み合わせ方

よくある質問

Q. 木の家・無垢材の家は普通の家より費用が高いですか?

A. 無垢材は合板フローリングより坪当たり2〜5万円高くなる場合があります。ただし耐久性が高く、長期的なランニングコストを考えると合理的な選択です。

Q. 香川の気候に木の家は向いていますか?

A. 瀬戸内の温暖な気候は木材の乾燥・安定に適した環境です。無垢材と漆喰・珪藻土の壁は調湿効果があり、夏の高温多湿にも対応できます。四国産のスギ・ヒノキを使うことで地元林業の支援にもなります。

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ABOUT THE ARCHITECT

担当建築家について

KAWAZOE ARCHITECTSは、一級建築士・河添甚が主宰する香川の設計事務所です。 2025年布野修司賞を受賞。高松市・さぬき市を拠点に、香川全域での住宅設計・工事監理に対応しています。

建築家・河添甚のプロフィールへ →

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