河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 建築設計・店舗デザイン
フォトスタジオ・撮影スタジオの設計は照明・防音・背景スペース・搬入動線など専門的な要件があります。建築家による撮影スタジオ設計のポイントを解説します。
01フォトスタジオ設計の重要ポイント
①自然光と人工照明のコントロール(遮光・採光の切り替え)②白ホリゾント(壁・床・天井が継ぎ目なく白で仕上げられた撮影背景)③電気容量(照明機材・撮影機材への対応)④防音(外部音の遮断・近隣への音漏れ防止)⑤搬入動線(大型機材・小道具の搬入)——を設計に組み込むことが重要です。
02白ホリゾントの設計
白ホリゾントは壁・床・天井の継ぎ目をR(曲線)でつなぎ、陰影のない均一な背景を作る設計です。素材は水性塗装が一般的で、汚れたら塗り直す前提の設計が必要です。白ホリゾントの有効サイズ(幅・奥行き・高さ)が撮影できる被写体の規模を決定します。
03電気容量・設備設計
フォトスタジオでは照明機材(ストロボ・定常光)が大電力を消費します。電気容量は最低でも30〜60Aのブレーカー(単相200V対応)が必要で、機材の台数・種類に応じて設計します。建築家が電気設備設計者と連携し、適切な容量・配線計画を立案します。
04設計費用(東京)
東京の30〜60坪のフォトスタジオで工事費1,500〜4,000万円・設計料150〜600万円程度が目安。白ホリゾント・電気設備・防音工事が費用の大きな割合を占めます。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。東京・香川・高松を拠点に、建築設計から内装・ロゴ・Webまで一気通貫で担う店舗トータルデザインを手がける。
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