河添甚 / KAWAZOE ARCHITECTS
一級建築士・代表 / 建築設計・設計事務所
「設計料はいくらが適正なのか」という疑問を持つ方は多いです。住宅・店舗・リノベーションの設計料相場と、何が含まれているかを具体的に解説します。
01設計料の相場
設計料は工事費の10〜15%が一般的な目安です。工事費2,000万円の場合、設計料は200〜300万円程度。設計料には基本設計・実施設計・工事監理が含まれるのが標準です。規模が大きいほど設計料の%は低くなる傾向があり、1億円以上の案件は5〜8%程度になることもあります。
02設計料に含まれる業務
設計料に含まれる業務は①基本設計(間取り・外観・素材の方向性決定)②実施設計(施工会社が工事できる詳細図面の作成)③工事監理(施工会社が図面通りに工事しているかの確認)④建築確認申請代行——が標準的です。申請代行費・確認申請手数料が別途かかる場合があります。
03リノベーション・店舗の設計料
リノベーション・店舗改装の設計料は住宅と同様に工事費の10〜15%が目安ですが、工事費が小さいほど設計料の%は高くなる傾向があります(最低設計料が設定されている場合もあります)。設備設計・消防設計・内装設計が含まれるかどうかも確認が必要です。
04安い設計料に潜むリスク
相場より大幅に安い設計料の場合、①実施設計図面が不十分で施工会社からの追加費用が増える②工事監理が省略されて施工品質が低下する——といったリスクがあります。設計料は「安さ」より「含まれる業務の内容」で選ぶことが重要です。
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河添甚(かわぞえ じん)
一級建築士 / KAWAZOE ARCHITECTS 代表
大阪工業大学建築学科卒。設計事務所・ゼネコン勤務を経て独立。香川・東京の2拠点で住宅・店舗・クリニック・オフィスなど幅広い建築設計を行う。