住宅の洗面台の高さについて「どのくらいが適切?」と疑問を持たれる方も多いと思います。
既製品の洗面化粧台にはいくつかの規格があり、身長に合わせて選ぶことが大切です。今回は、洗面台・洗面化粧台の高さの基準や選び方について建築家の視点から解説します。
洗面台の高さの基準
メーカーの既製品の洗面化粧台では主に以下の高さが用意されています:
- 75cm(身長155cm前後の方に使いやすい)
- 80cm(身長165cm前後の方に使いやすい)
- 85cm(身長170cm前後の方に使いやすい)
高さの計算式(目安)
身長 ÷ 2 が、おおよその洗面台高さの目安になります。
※あくまで参考値であり、実際の使いやすさは個人差があります。
選定のポイント
洗面台の高さが合わないと、手より肘が下がり水が肘を伝って垂れてしまうことがあります。
「洗面時に水が垂れて困る」といった経験がある場合は、設置高さが適切でない可能性があります。
失敗しない家づくりのためにも、身長や使う人のライフスタイルを踏まえて高さを検討することが重要です。
最後に
洗面台は毎日必ず使う場所だからこそ、ちょっとした高さの違いが日常の快適性を大きく左右します。
住宅設計やリフォームを検討されている方は、実際にショールームなどで高さを体験してから決めるのがおすすめです。
住宅の新築・リフォームを検討されている方へ
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、お客様の暮らしに合わせた最適な洗面台や住宅設備の提案を行っています。東京・香川を拠点に全国対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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