この記事を読まれている方の中には住宅を検討されている方も多いのではないでしょうか?外壁は住宅の顔といっても過言ではありません。そこで今回は住宅の外壁についてどのような種類が有るのかを耐久性や費用及びメンテナンスについてわかりやすく解説していきたいと思います。
外壁とは?
外側に向いた壁や仕切りの塀。また、壁の外側。壁のような外面。
外壁の種類
サイディング
住宅に一般的に使われる材料のひとつで耐火性や耐久性などに優れている素材。工場生産のため品質にムラが無く、安価な商品から性能を高めた高価な商品まで種類が豊富なのが特徴です。
塗壁・モルタル
モルタルを下地に樹脂系の素材などを塗装とする方法で仕上げは、樹脂系の素材を吹き付けたり、コテやローラーなどによってバリエーションが豊富に選択できます。
最近は健康住宅への関心の高まりや環境への配慮から、漆喰や土壁など自然素材の塗壁も増えています。吸放湿性能 が優れ、カビや細菌も発生しにくい素材です。自由な形状に対応できるので、曲面や凸凹なデザインの外壁でも用いることができます。
タイル

磁器質、せっ器質、陶器質に分類され水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質は、耐候性、耐久性、耐火性に優れています。汚れがつきにくく、色落ちや劣化の心配も少ないため、メンテナンス性に優れています。コスト的には、他の素材に比べて高めといえるでしょう。タイルの施工方法には、湿式工法と乾式工法があります。最近では施工が容易で、剥離や落下の心配がない為、乾式工法が普及しています。既存の壁の上に貼り付けたり、軽量化することで躯体への負担を軽減するなどした改修向けの商品もみられます。
ALC
ALCは石灰質材料とけい酸質材料を微粉末にして水と混ぜ、ガス発生剤を添加して気泡をつくり、固まった後に高温高圧で養成して硬化させた ものです。気泡などの空隙部分が全容積の80%を占め比重0.5と軽量なのが特徴です。耐火性能が高く、加工が簡単という特徴があります。
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