1. はじめに – 敷地と設計コンセプトの概要
岡山市問屋町近くの便利な立地にある北入りの敷地に、新たな平屋ベースの住宅設計を始めました。本記事では、設計プロセスの初期段階となる敷地調査と施主ヒアリングの様子をご紹介します。都市の利便性を享受しながら、駐車場横という条件にどのように向き合い、理想の住まいを形にしていくのかが見どころです。
2. 敷地調査 – 北入り敷地の特徴と課題

今回の敷地は北側に接道し、駐車場に隣接した環境です。この敷地の特徴と設計に影響するポイントを以下に整理しました。
• 方角と採光: 北入り敷地のため、南面からの光をどう取り込むかが課題。
• 周辺環境: 問屋町エリアの賑やかな雰囲気をどう住宅に取り込むか。
• 駐車場との位置関係: 駐車場からのアクセス性と目隠しのバランスを考慮。
• 音とプライバシー: 都会ならではの音の問題への対応が必要。
これらの条件を踏まえ、住まい手に快適な生活環境を提供できる設計を目指します。
3. ヒアリング内容 – 施主の要望を反映した設計方針
施主とのヒアリングで、以下の要望が確認されました。
• 平屋の使いやすさ: バリアフリーな動線を確保し、家族全員が快適に暮らせるように。
• プライベートとオープンスペースの両立: リビングは明るく開放的にし、寝室や水回りはプライバシーを重視。
• 駐車場からのスムーズな導線: 買い物帰りなどに便利な動線の確保が重要。
• 周辺環境への調和: 問屋町エリアの街並みとの一体感を持たせたデザインにしたい。
ヒアリングを通して、施主のライフスタイルに合わせた柔軟な設計提案を行っていくことが決定しました。
4. 設計の方向性 – 敷地と要望をつなぐアイデア
現時点での設計方針の一例を紹介します。
• 中庭の導入: 採光と通風を確保するため、中庭を設けた設計案を検討。
• 自然素材の活用: 岡山市の風土に合う木材や石材を用い、温かみのある家づくりを目指す。
• 駐車場との調和: 駐車場の目隠しを兼ねた植栽やフェンスを設置し、デザイン性と機能性を両立。
5. 今後の進捗
次回は、基本設計の具体的なプランニングや施主とのデザイン打ち合わせの様子をお届けします。敷地のポテンシャルを最大限に活かした平屋ベースの家がどのように進化していくか、ご期待ください。
6. まとめ
北入りの敷地での住宅設計は、採光やプライバシー、導線設計に多くの工夫が求められます。私たちは施主のご要望に応えながら、街並みとの調和を大切にした住まいづくりを進めてまいります。