静岡・富士山麓の広大な敷地での住宅計画がスタート

静岡県富士山麓に位置する閑静な住宅街。そこに広がる約100坪を超える広大な敷地に、新しい住まいの計画が始まりました。四方を落ち着いた景観に囲まれ、遠くには富士山を望むことができるという、まさに贅沢なロケーションです。
敷地から読み取る「静けさ」と「開放感」
現地に立つとまず印象的だったのは、周囲の音の少なさと空の広さ。視界が抜ける方角を中心に、リビングと中庭の関係をどうつくるかが鍵になると感じました。南面からの日照、隣地の建物との距離、風の抜け道を丁寧に確認。
大開口や中庭の可能性
敷地南側には道路があり、玄関へのアプローチと視線のコントロールが求められます。一方で、敷地の奥にはプライベートな中庭を設けられる余白があり、大開口と一体となるリビング空間の構想が自然に浮かびました。
暮らしのリズムに寄り添うヒアリング
ご家族とのヒアリングでは、「できるだけ生活感を見せず、すっきりと暮らしたい」「洗濯〜収納の動線は短くしたい」といった明確な要望がありました。さらに、子供部屋には将来的な柔軟性と明るさ、主寝室には静かな落ち着きを求められていました。