敷地条件を読み解く

計画地は高低差のある角地。南・東側の道路からの視線と傾斜という条件を抱えつつ、日当たりと風通しには恵まれていました。

クライアントの要望

  • 外からの視線を遮りたい
  • 開放的な吹き抜け空間を希望
  • 駐車場と庭を一体化させたい
  • 畳スペースでくつろぎたい

敷地から導く空間の方向性

  • 奥に向かって開けたゾーニング
  • 高低差を活かしたレイアウト
  • 角地を活かした印象的な外観

プレゼンへ向けた構成案

  • 閉じたファサード
  • 吹き抜けで採光を確保
  • 奥庭と駐車場をセットに
  • 小上がりの畳スペース

閉じた外観と開いた吹き抜け|高低差を活かした角地住宅の提案

閉じた外観でプライバシーを守る

道路に面する側を極力閉じ、建物内部に安心感を。明るさは吹き抜けで確保。

吹き抜けがもたらす光と気配

吹き抜けで空とつながる室内。時間帯ごとに変化する光が空間に表情を与える。

奥庭と駐車スペースの一体設計

高低差をそのまま活かし、奥庭と駐車場を一体化。視線の抜けと静けさを両立。

小上がり畳スペースの多様性

リビングの一角に小上がり。くつろぎ・遊び・客間など多目的に使える場所に。

高低差と暮らす、という設計

敷地の個性を「制する」のではなく「共に生きる」ことで、心地よく豊かな空間体験を実現しました。