Column
香川で自然素材の家を建てる
無垢材・漆喰・珪藻土・土壁の住宅設計
「無垢のフローリングに憧れている」「漆喰の壁の家に住みたい」 自然素材の家は、住むほどに味が出て、身体にもやさしい住まいです。 一級建築士が素材の選び方と費用を解説します。
自然素材の家とは
「自然素材の家」とは、フローリング・壁・天井などの仕上げ材に、 工業製品(ビニールクロス・合板フローリング)ではなく 無垢材・漆喰・珪藻土・土壁などの天然素材を使った住宅です。
自然素材は調湿・断熱・消臭などの性能を持ち、長く住むほど空間になじんでいきます。 一方でコストが高く、適切な施工技術が必要なため、素材の特性を理解した設計事務所・建築家に依頼することが重要です。
主な自然素材の特徴・費用比較
無垢材(むくざい)フローリング
メリット:肌触りが良く、年月とともに味が出る。調湿効果があり、夏は涼しく冬は暖かい。
注意点:傷がつきやすい。湿度変化で反りや隙間が生じることがある。価格が高め。
漆喰(しっくい)
メリット:調湿・消臭効果。カビが発生しにくい。独特のなめらかな壁面が空間に品を与える。
注意点:クロス壁より施工費が高い。ひび割れが起きる場合がある(補修は容易)。
珪藻土(けいそうど)
メリット:調湿性能が高く、結露・カビを防ぐ。自然な質感で色のバリエーションも豊富。
注意点:強度が漆喰より低く、傷がつきやすい。バインダー(固める材料)の種類に注意が必要。
土壁・泥壁
メリット:断熱性・蓄熱性・調湿性が高い。香川の伝統的な気候に合う素材。経年変化が美しい。
注意点:施工できる左官職人が減少している。工期が長くなる。
自然素材の家の総費用目安
| 仕様 | 建物費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 標準仕様(クロス・合板) | 2,000〜2,500万円 | 一般的な住宅 |
| 自然素材一部採用 | 2,500〜3,200万円 | 床のみ無垢・一部漆喰など |
| 自然素材メイン | 3,200〜4,500万円 | 全室無垢・全壁漆喰など |
※ 30〜35坪・木造2階建ての場合の目安。素材の種類・グレードにより大きく変わります。
設計事務所に頼む理由
自然素材の家は、素材選びと施工技術が品質を左右します。 「自然素材対応」と謳うハウスメーカーでも、実際には自然素材に似せた工業製品を使うケースがあります。
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ABOUT THE ARCHITECT
担当建築家について
KAWAZOE ARCHITECTSは、一級建築士・河添甚が主宰する香川の設計事務所です。 2025年布野修司賞を受賞。高松市・さぬき市を拠点に、香川全域での住宅設計・工事監理に対応しています。
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