Column
香川で変形地・狭小地に家を建てる
建築家に頼むメリットと設計のポイント
「旗竿地しか予算に合う土地がない」「三角形の変形地を購入したが設計できる会社が見つからない」 難しい敷地こそ、建築家が最も力を発揮できる場面です。
変形地・難しい土地こそ建築家が得意
ハウスメーカーや規格住宅メーカーは「標準的な敷地」を前提に商品開発しています。 旗竿地・三角地・狭小地・傾斜地といった難しい敷地には対応できない、 または「できる」と言いながら標準プランを無理やり当てはめるケースがあります。
一方、建築家(設計事務所)はその敷地のための家を一から設計します。変形や制約を「弱点」ではなく「個性」として捉え、その土地でしか実現できない空間を生み出すことができます。
敷地タイプ別:課題と建築家の解決策
旗竿地(はたざお地)
道路から細い通路を通って奥に広がる敷地。
課題
通路部分は建物に使えない。採光・通風が確保しにくい。
建築家の解決策
通路を「エントランス演出」として活かし、奥に到達したときの「開放感」をデザインする。中庭や天窓で採光を確保。建築家が得意とする敷地タイプ。
三角地・変形地
正方形・長方形でない、角地や道路形状による変形した敷地。
課題
規格品(ハウスメーカーの規格間取り)が対応できない。デッドスペースが生まれやすい。
建築家の解決策
変形した敷地の形状を活かした間取りを一から設計する。三角コーナーを中庭やガレージに活用するなど「変形を武器にする」設計が可能。
狭小地(20〜30坪以下)
面積が小さく、建築面積が限られる敷地。
課題
容積率・建蔽率を最大限活用する必要がある。隣家との距離が近く採光・通風の確保が難しい。
建築家の解決策
地下室・スキップフロア・吹き抜けなど立体的な空間構成で実質的な広さを生み出す。光を取り込む工夫(ハイサイドライト・天窓)が重要。
傾斜地・段差地
高低差のある丘陵地や山間部の敷地。
課題
造成費用がかかる。擁壁の設計が必要になる場合がある。
建築家の解決策
高低差を活かして「眺望を楽しむ家」「地下駐車場のある家」など、平地では実現できない空間づくりが可能。建築家の設計力が最も発揮されるタイプ。
変形地・狭小地の費用について
変形地・難しい敷地に建てる場合、標準的な敷地に比べてコストが増える場合があります。 主な増加要因と目安を確認しておきましょう。
※ 変形地は土地価格が安くなるため、トータルコストでは整形地と大差ない、またはむしろ安くなるケースもあります。
建築家のコメント
「難しい敷地の相談が来たとき、私は正直わくわくします。 制約があるほど、設計の工夫が問われるからです。 旗竿地でも、狭小地でも、その土地に最初から住む気で向き合えば、 必ず『この土地でよかった』と思える家ができます。 土地を諦めないでください。まず一度、相談してください。」
河添甚(一級建築士・布野修司賞受賞 / 河添建築事務所)
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ABOUT THE ARCHITECT
担当建築家について
KAWAZOE ARCHITECTSは、一級建築士・河添甚が主宰する香川の設計事務所です。 2025年布野修司賞を受賞。高松市・さぬき市を拠点に、香川全域での住宅設計・工事監理に対応しています。
建築家・河添甚のプロフィールへ →CONTACT
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