設計事務所の選び方
失敗しない7つのポイント
注文住宅を設計事務所に依頼するにあたって、後悔しないための確認ポイントを建築家の立場から解説します。
HOW TO CHOOSE
資格を確認する
設計事務所に依頼する場合、担当する設計者が「一級建築士」の資格を持っているか確認してください。100㎡超・3階建て以上の住宅は一級建築士でないと設計できません。確認申請を出せる有資格者が初回相談から竣工まで担当するかどうかが最初のチェックポイントです。
住宅設計の実績を見る
設計事務所によって得意分野が異なります。住宅設計を多く手がけているか、敷地の種別(狭小地・変形地・平屋など)や構造(木造・RC)が自分の計画に近い実績があるか確認してください。実績なしの事務所に依頼すると試行錯誤の場になるリスクがあります。
コミュニケーションの取りやすさ
設計は施主と建築家の共同作業です。初回相談で「説明が分かりやすいか」「自分の要望を聞いてくれるか」「押しつけがましくないか」を確認してください。設計期間は長期にわたるため、コミュニケーションの合わない設計者との仕事は苦痛になります。
設計料の内訳を明確に確認する
設計料は工事費の10〜15%が一般的ですが、何が含まれるかは事務所によって異なります。基本設計・実施設計・確認申請・施工監理(現場確認の回数)がすべて含まれるか、監理が別料金の場合はいくらかを必ず確認してください。監理を省略すると施工品質のチェックが機能しません。
施工監理の体制を確認する
「設計だけ」で施工監理をしない事務所があります。施工監理は建築家が第三者として工事の品質をチェックする重要な業務です。現場確認の頻度・報告書の有無・問題発生時の対応方針を事前に確認してください。監理なしの設計は、絵を描いて後は任せきりという状態です。
地域密着かどうか
施工監理を適切に行うには、現場に行ける距離にいることが必要です。遠方の有名建築家に依頼して監理が機能しなかったという事例があります。地元に拠点がある、または交通費込みで監理回数が保証されているか確認してください。KAWAZOE ARCHITECTSは香川・東京に拠点を持ちます。
初回相談を必ず活用する
ほとんどの設計事務所が初回相談を無料で提供しています。依頼を決める前に複数の事務所と相談し、「この人に任せたい」と思える設計者を見つけてください。相談の段階で費用・スケジュール・設計方針を質問し、回答の明確さ・誠実さも判断基準にしてください。
RED FLAGS
こんな設計事務所は要注意
施工監理(現場確認)をしない・回数が極端に少ない
担当者が初回から変わる・代表建築家以外が設計する
設計料の内訳を明確に答えられない
契約前にほとんど説明なく契約を急かす
過去の実績・ポートフォリオを見せない
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