設計事務所に頼むと高い?費用とメリットを建築家が解説

設計事務所に頼むと高い?費用とメリットを建築家が解説

2016年7月10日

「設計事務所に住宅や店舗の設計を頼むと高いんですよね?」とよく質問されます。果たして本当にそうなのでしょうか。今回は設計事務所に依頼する際の費用感とメリットについて解説します。

設計事務所に頼むと高いのか?

設計事務所に頼むと高いのか?
設計事務所の費用は本当に高いのか?

ハウスメーカーの営業担当から「設計事務所に頼むと高い」と言われたという声をよく耳にします。しかし実際には、ハウスメーカーの家にも設計コストは必ず含まれています。営業担当が間取りを描いたとしても、その人件費は経費に計上されていますし、外部の設計事務所に外注している場合も少なくありません。

問題は、そこで描かれる間取りが「一生涯住む家」として本当に適切かどうか。言われるがままに作られたプランでは、住みやすさや将来性に欠けることが多いのです。

設計事務所に頼むメリット

設計事務所に依頼する場合、一般的には設計と監理を任せることになります。設計事務所は施主の代理人として、適切な仕様や住宅設備を選定し、勝手にグレードを下げられるようなリスクを防ぎます。

さらに、設計だけでなく監理まで行うことで、図面通りに工事が進められているかをチェックすることができます。これにより、「設計通りに建てられているのか?」という不安を解消できます。

詳しくは 失敗しない家づくり の視点でもご確認いただけます。

設計事務所に頼むと予算オーバーする?

「設計事務所に頼むと予算オーバーするのでは?」という声もあります。しかし、設計事務所は予算内に計画することも設計行為の一部です。もちろん、施主の要望によって仕様が上がれば費用が増えることもありますし、地盤改良など想定外の工事が発生する場合もあります。

ただし、意図的に予算をオーバーさせることはありません。設計事務所はあくまで施主の立場に立って設計を進める存在だからです。

まとめ

「設計事務所は高い」というのは誤解であり、むしろ透明性のある費用配分設計監理による安心感を得られるのが大きなメリットです。性能とデザインを両立した住宅設計を検討されている方は、ぜひ設計事務所への依頼も選択肢に加えてみてください。