設計事務所に住宅や店舗の設計を頼むと高いんですよね?って良く聞かれます。果たして実際どうなんでしょうか。その辺についついて解説をしていきたいと思います。
設計事務所に頼むと高いのか?

ハウスメーカー等の営業の人から設計事務所に頼むと高いですよって言われたと云うクライアントは非常に多いです。しかし、実際はどうでしょうか?では、ハウスメーカーが建てる家には設計料は掛かっていないのでしょうか?設計事務所に外注している場合であれば設計施工であれば経費に組み込まれています。営業の方が間取りを描いている場合でもその方の人工代は入っているはずです。しかし、言いなりで描かれた間取りが一生涯住む家として本当に住み良い家かとは中々、言い難いのではないでしょうか?
設計事務所に頼むメリットは?
設計事務所に頼む場合、設計・監理でお願いする場合が一般的です。設計事務所が入る場合は当然ながら設計に対して責任を追うのが設計事務所です。そして、良質の住宅設備を選定する事で悪かろう安かろうの住宅にならないように配慮します。これが設計施工になってしまうと、勝手に住宅設備のグレードを説明無く下げてしまう事があります。そこで重要になってくるのが監理です。設計だけでなく監理まで設計事務所が請け負う事により設計通りに施工がなされているかチェックすることができます。
設計事務所に頼むと予算オーバーする?
そんなことはあり得ません。予算内に計画する事も設計行為の一部です。当然、要望により当初の予算をオーバーする事が有ります。また、予期せぬ地中障害や地盤改良など追加で発生する項目も有りますが、意図的に予算オーバーさせる事は絶対にあり得ません。設計事務所は施主に代わって設計すると云うのが基本的概念です。
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