ヨーロッパ滞在4日目は前日に宿泊した水の塔をホテルに用途変更(リノベーション)し、更にゼロエネルギーを実現しているAquaturm Hotel(アクアターム・ホテル)を見学しました。
Hotel Aquaturm-zero energy
ホテル アクアターム:ゼロ・エネルギーホテル
こちらのホテルは建築家とその息子さん2人の手によって数年間掛けて実現したゼロエネルルギーのパッシブホテルです。全て自分たちで施工しています。圧巻です。
外観は水の塔の形状を生かしたデザインとなっています。左側の連結されたボックスが増築部分です。外装で使われいる黒いパネルは太陽光発電パネルです。発電効果が得られない方角部は全体デザインとコスト削減の為にダミーのパネルあ貼られているとのことでした。
こちらの門型フレームがホテル入り口部分です。建物外周には水堀があり水が溜められるようになっています。夏場は溜められた水による冷却効果により建物の外皮温度を低下させる効果があります。
太陽光温水パネル
設計者による外装パネル(太陽光温水パネル)についての説明。
機械室内の設備機器についての説明を受ける様子。
太陽光発電の蓄電池。
現在使用の電力と発電、売電の数値を示すモニター。発電分だけで建物の必要電力を賄えてており、売電分確保できています。
空調機械室から室内へサプライ・リターンされる配管ダクト。
廊下側に計画された客室ごとに設置された給湯設備。下部にはSKシンク。
最上階VIPROOMに設置されたバルコニーからの街並み。