先日は被災建築物応急危険度判定員の養成講習会プログラムに参加してきました。
応急危険度判定士とは?
応急危険度判定士(おうきゅうきけんどはんていし)とは、大規模災害発生である大地震や余震により被災した建築物を調べ、その後に発生するさらなる余震などによる倒壊の危険性、外壁、看板や窓ガラスなどの落下、付属設備・機器の転倒・落下などの応急危険度判定を行うことのできる資格を持った人のことである。人命にかかわる二次的災害を防止する判定を行う。2009年(平成21年)3月末時点では日本全国で応急危険度判定士は102,610人いる。平日の13:40〜17:00までの講習会でしたが、多くの参加者が講習を受け来られていました。
応急危険度判定とは?
応急危険度判定は、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。
その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。
また、これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。
業務内容
応急危険度判定士が行う応急危険度判定は、被災した市町村に設置された災害対策本部からの要請によって実施される。その際、応急危険度判定士は、ボランティアとして建築物の被災状況の応急危険度判定をおこなう。
なお、応急危険度判定は、判定士が2人1組となって、建築物の外観を目視し行う。判定後、「調査済」(緑)、「要注意」(黄)、「危険」(赤)のうちのどれかを見やすい箇所を判定した建築物に掲示し、居住者をはじめとした一般人に状況を知らせる。なお、「危険」が出た場合は立入禁止となる。
下の写真は講習開始前に撮ったものですが、直前では満席でした。
応急危険度判定員手帳
養成講習会プログラムの受講後には登録証が発行されました。