KAWAZOE ARCHITECTSCLIENT VOICES / 住宅
住宅東京都世田谷区
狭小地22坪に、天井高4mのリビングと静かな書斎が共存する家
40代ご夫婦・子ども1人·2024年竣工·木造3階建て/延床約90㎡
都内の旗竿地に、高さ方向の空間活用で広がりを生み出した住宅。縦に積み上げながら、各フロアに異なる居場所をつくる設計。
Q
旗竿地を選んだ理由は?
A
世田谷の整形地は予算的に難しくて、旗竿地なら手が届く価格でした。「狭小・旗竿地でも設計事務所なら何とかなる」と聞いて、半信半疑で相談しました。
Q
設計で一番驚いたことは?
A
「狭い」という前提で考えていたのですが、リビングの天井を4mにして吹き抜けをつくるという提案をもらったとき、発想が逆転した感じがしました。平面の広さではなく、立体的な広がりで解決するという考え方を初めて知りました。
Q
書斎についても教えてください。
A
2階に個室を1つ設けることを要望していたのですが、3階の屋根形状を利用した半地下のようなコーナー書斎を提案してもらいました。籠もり感があって、あそこで仕事するのがとても好きです。
Q
今住んでみて、一番よかったことは?
A
友人を呼ぶと「どうなってるの、この家」と必ず聞かれます(笑)。それが純粋に嬉しくて。家に帰ることが楽しみになるというのは、ここに住んで初めて経験しました。
ARCHITECT'S NOTE
設計者より
旗竿地は通路部分の採光・通風が課題ですが、建物全体の断面計画で十分に解決できます。今回は1階を半地下にして天井高を確保し、3層にまたがる吹き抜けで縦方向に光を落とす断面としました。制約のある敷地ほど、設計の工夫が空間の豊かさに直結します。
— KAWAZOE ARCHITECTS 代表 河添甚