ボーデン湖畔の修道院ホテル|Steigenberger Insel Hotel(シュタイゲンベルガー・インゼルホテル)

ボーデン湖畔の修道院ホテル|Steigenberger Insel Hotel(シュタイゲンベルガー・インゼルホテル)

2018年7月22日

ヨーロッパ滞在2日目は、ドイツ南部の湖畔都市コンスタンツ(Konstanz)にある「Steigenberger Insel Hotel(シュタイゲンベルガー・インゼルホテル)」に宿泊しました。
ボーデン湖に浮かぶように建つこのホテルは、かつて修道院として使われていた歴史ある建物で、外観から内装まで荘厳で静謐な雰囲気が漂っていました。

Steigenberger Insel Hotel

シュタイゲンベルガー・インゼルホテル(コンスタンツ)

シュタイゲンベルガー・インゼルホテル エントランス車寄せ
ホテルのエントランスポーチ兼車寄せ。クラシックな石造アーチが印象的。

湖畔に面した立地を活かし、建物正面にはゆるやかなアプローチと広い車寄せが設けられています。
修道院の面影を残す石造のファサードとアーチ構造が、荘厳で重厚な印象を与えます。

エントランスホールとラウンジ|修道院の静けさを感じる空間

シュタイゲンベルガー・インゼルホテルのラウンジ
エントランスホール横のラウンジ。修道院時代の石壁を活かした落ち着いた空間。

高い天井とアーチ状の開口部が印象的なラウンジ。
歴史的建築をリノベーションしながらも、現代的な快適さを損なわないデザインがなされています。

客室から望むボーデン湖の朝焼け

シュタイゲンベルガー・ホテルの客室内観
宿泊した客室。アンティーク家具と木製建具が空間に深みを与える。
客室から見えるボーデン湖の朝焼け
客室から望むボーデン湖の朝焼け。時差ボケで早起きし、偶然見られた幻想的な光景。

中庭と回廊|修道院建築の面影

ホテル中庭
ホテル中庭。雪の降る朝、修道院時代の静謐さがより際立つ。
シュタイゲンベルガー・ホテルの回廊
修道院時代の回廊を再利用した共用部。歴史を継承する空間構成。

修道院の建築をそのまま活かした回廊や中庭の設計は、「再利用」ではなく「継承」という言葉がふさわしい印象でした。
ヨーロッパの建築文化における「時間の積層」を体感できる宿泊体験でした。