3日目はロラック地区の集合住宅を見学しました。
レラハ地区の集合住宅
こちらの建物は建築家自らが施主になって企画提案して建設された集合住宅の外観写真です。ドイツでは条例により既存建物の建替えが難しく新築の建物は街をバスで走っていてもあまり見受けられません。そういった中、建替えを行政に提案し事業化したそうです。
レンガのような外観に見えますが実際は柔らかい特殊な素材で出来ています。見た目もリアリティがあります。
こちらが建物妻側のデザインです。外観は全体的に複数の外装材が使われているのが建物の特徴です。
室内の写真です。こちらの建物には空調はありません。断熱性能と換気システムにより室内は快適温度に保たれています。写真右上に写っているフィックス窓下にグレーチングが見えていますが、こちらは非常用のヒーターが床下に組み込まれています。
こちらが窓下に設置されたヒーターであくまで非常用とのことでした。