ヨーロッパ滞在7日目は、ドイツ南部の街ユーバーリンゲン(Überlingen)にて、木とサイディングを組み合わせたデザイン集合住宅を見学しました。
ゼロエネルギーホテル「Aquaturm Hotel」の近くに位置し、環境建築・パッシブデザインの思想を受け継いだ計画です。
ユーバーリンゲンの集合住宅
木とサイディングが織りなすツートンのファサードデザイン

ツートーンで構成された外観は、自然素材の木と金属サイディングが調和するデザイン。
環境と素材の共存を意識したファサードで、建物全体に温かみと現代性を感じさせます。

室内空間|外部とのつながりと借景のデザイン

内部空間では、大きな開口からの借景を取り込む設計。
建物内外の視線の抜けや光の取り入れ方に、ヨーロッパ住宅の成熟した設計哲学を感じます。

設計と設備|環境技術と美しい納まり




この集合住宅では、木質と金属・環境技術の融合が際立ちます。
意匠・構造・設備が有機的に一体化したドイツ建築の実践例として、多くの示唆を受けました。