URBAN BATHHOUSE
DESIGN STUDY / EMBER 01
EMBER街の熱を、
静けさに変える。
レンガの輪郭。空からの光。身体を休める、街の居場所。
01 / THE IDEA
都市の中に、
静けさの深さを。
通りの気配は残しながら、
身体は少しずつ街から離れていく。
EMBERは、都市の一画に計画する温浴施設です。入口から浴室までをひと続きの大空間にせず、ラウンジ、脱衣、洗い場、浴槽へと、過ごし方が変わる順序をつくりました。
街路側の軒は低く抑え、浴室の上だけを高くする。周囲への視線を遮りながら、光を上から受け取るためです。三つの採光塔は飾りではなく、それぞれの居場所に必要な高さと明るさを、建物の輪郭にしたものです。
02 / THE EXPERIENCE
立ち寄る。 切り替える。 ほどける。
入浴する前から、
居場所がある。
通りに面したラウンジは、待ち合わせや湯上がりの時間を受け止める場所。入浴しない人も立ち寄れる設えを考えています。低い天井と街への開口が、施設と日常をつなぎます。
空間の変化が、
気持ちを切り替える。
受付の奥で、乾いた場所から濡れた場所へ。入口、脱衣、洗い場の順序を明確にし、街路から浴室へ視線が抜けすぎない構成にしています。低い場所を経て、高い浴室へ入る。その対比を体験の節目にします。
03 / LIGHT & ENCLOSURE
閉じることで、
光が見えてくる。
浴室の周囲は壁で包み、開口を採光塔の上部と小さな中庭に絞ります。外の建物を見る代わりに、空の明るさと植物の輪郭が、室内で過ごす時間の手がかりになります。
塔の内側は上へ向かって少しずつ狭くなる断面。高い壁面を伝う光と、低く広がる水面を対比させます。形だけでなく、反射や陰影まで含めて検討するための空間です。
採光・温熱・結露の性能は今後の検証項目です。パースはモデル描画を基に、素材・光・人物・周辺の表現を仕上げています。
MATERIAL PALETTE
触れる場所ほど、
静かに。
焼成レンガの陰影。石の落ち着き。手に触れる木の温かさ。素材を増やしすぎず、水と光の変化が主役になる組み合わせを選びました。
04 / THE NEIGHBOURHOOD
街にひらく部分と、
守る部分。
公共性を担うのは、通りに面したラウンジです。浴室のプライバシーを確保しながら、建物全体が街に背を向けないよう、入口と窓辺に人の居場所を置いています。
二つの浴室の間には管理・設備の帯をまとめ、利用者と維持管理の動線を整理する構成です。両端の中庭は、周囲の建物との間に視線の余白をつくります。
敷地・方位・周辺建物は設計検討用の仮定です。実在する街の調査結果ではありません。
05 / WALK THE SPACE
図の中から、 空間の中へ。
入口からラウンジ、脱衣、浴室へ。歩く視点と俯瞰を切り替えて、空間のつながりを確かめられます。
3D・図面は現在の設計モデル、パース・映像は素材と光の表現資料です。細部には検討段階による差があります。

全体を見る:ドラッグで回転 / 中を歩く:画面の左側を押して移動
スマートフォンは全画面で開きます。左側を押すと半透明のボールが現れ、前後移動・旋回できます。指を離すと消えます。右側のドラッグで見渡せます。
06 / SPATIAL STUDIES
居場所を、 ひとつの構成に。
街との関係、間取り、高さの違いを、同じ建物の図面で読み解きます。
07 / ATMOSPHERE FILM
ひと息つく時間。
街の輪郭から、水面に近い目線へ。六つの視点を、ピアノの余韻でつなぐ空間フィルム。48秒の本編と26秒の縦型でご覧いただけます。
縦型ショートを見る · 26秒
自動再生はしません。再生ボタンで音が出ます。音量はプレーヤーで調整できます。
Music: “In This Moment” by Scott Buckley — released under CC BY 4.0. www.scottbuckley.com.au
映像に合わせて抜粋・音量調整・フェードを行っています。
モデル描画を写真的に仕上げた静止パースに、緩やかな移動と編集を加えた映像です。
EMBER
日常のすぐ隣に、
身体を休める余白を。
厚い輪郭の内側で、光と水が時間の変化を伝える。
街に帰る前の、静かなひとときをつくる建築。
計画の位置づけ・制作資料
共通の建物モデル
原本・操作できる3D・一般図4点・最新詳細ページの図面と確認パースはR04です。主ページの外観・室内パースおよび映像は前版を基にした表現資料で、最新の段・手すり・家具の細部とは一致しません。支持の修正内容は「修正した空間と図面」に記録しています。
本ページは設計スタディのプレゼンテーションです。実測敷地、地盤、構造計算、法規・避難、防水排水、湿度制御、設備容量、バリアフリー、扉の仕様は未確定です。施工用図書としては使用できません。
