複層ガラスとLow-E複層ガラスの違い|断熱・遮熱で快適な住まいづくり

複層ガラスとLow-E複層ガラスの違い|断熱・遮熱で快適な住まいづくり

2015年6月2日

近年、住宅や小型店舗でも標準仕様のように採用されるようになった複層ガラス。もはや高層ビルだけのものではなく、省エネルギーや快適性を求める暮らしに欠かせない建材となっています。今回は、複層ガラスの特徴やメリット、さらに進化形であるLow-E複層ガラスについてわかりやすく解説していきます。

複層ガラスとは?

複層ガラスとは、2枚のガラスの間に中空層を設け、そこに乾燥空気やガスを封入することで断熱性を高めたガラスのことです。この仕組みにより、外気温の影響を抑え、年間を通じて快適な室内環境を維持できます。

複層ガラスを採用するメリット

高い断熱性能

中空層が熱を遮断し、夏は涼しく冬は暖かい住空間を実現します。冷暖房効率が高まり、光熱費削減にもつながります。

結露の抑制

ガラス表面の温度差が小さくなるため、冬場に発生しがちな結露を軽減。カビやダニの抑制、住環境の衛生維持にも効果的です。

防犯性能の向上

2枚のうち1枚を防犯ガラスにすることで、侵入に時間がかかり、防犯性を高めることができます。

防火性能の付加

1枚を網入りガラスにすることで、防火性を兼ね備えた仕様とすることも可能です。

Low-E複層ガラスとは?

一般的な複層ガラスの性能をさらに高めたのがLow-E複層ガラスです。特殊金属膜をコーティングすることで、遮熱・断熱性能を大幅に向上させます。

遮熱型

特殊金属膜を室外側に施すことで、夏の強い日差しや西日をカット。冷房効率を高め、夏の室内環境を快適に保ちます。

断熱型

特殊金属膜を室内側に施すことで、一般複層ガラスの1.5倍の断熱性能を実現。太陽熱を取り込みつつ室内の熱を逃がさないため、寒冷地や冬の厳しい地域で力を発揮します。

まとめ

複層ガラスには一般タイプLow-Eタイプがあり、さらにLow-Eには遮熱型断熱型があります。設計の段階で目的や地域特性に合わせて選択することで、住宅や店舗の性能は大きく向上します。断熱や結露防止、防犯など多くのメリットを得られるため、快適な住環境づくりには欠かせない建材と言えるでしょう。

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