今回は住宅メーカーと設計事務所の違いについて解説します。家づくりを考える際に「どこへ依頼すべきか」で迷う方は多いと思います。違いを理解することで、自分に合った依頼先を選ぶ参考になるはずです。
住宅メーカーと設計事務所の違いとは?
住宅メーカーは自動車ディーラーのような存在
住宅メーカーは、車を新車ディーラーから購入するようなイメージです。あらかじめ用意された規格住宅を販売しており、決められた仕様やプランの中から選ぶスタイルになります。
規格品を販売する住宅メーカー
住宅メーカーは「性能重視型」「大きさ重視型」などコンセプトを持って商品化しており、選択肢はあっても自由度は限定的です。つまり、住宅メーカーはディーラーのように規格住宅を扱う会社だといえます。
設計事務所はオーダーメイドの設計を行う存在
一方で設計事務所は住宅を売るのではなく、設計と監理で生業を立てています。施主の希望を丁寧にヒアリングし、予算に合わせて仕様を調整しながら身の丈に合った家づくりを実現するのが役割です。
また、設計事務所に依頼することで、完全自由設計の住宅デザインや、失敗しない家づくりのノウハウを活かした家づくりが可能になります。
まとめ
住宅メーカー=「規格品の販売」、設計事務所=「施主と一緒に創るオーダーメイド」。
どちらを選ぶかは、「規格を選ぶ安心感」か「自由設計の魅力」のどちらを重視するかで変わります。
自分に合った依頼先を選ぶことが、満足のいく家づくりへの第一歩です。
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