1. はじめに – プレゼンテーションの目的
今回のプレゼンテーションでは、敷地調査とヒアリングを基にした基本設計案を施主にご提案しました。設計プロセスのこの段階では、家族の生活スタイルや要望をどう具体的なプランに落とし込んだかを確認し、最終的な設計へとつなげていきます。
2. プレゼン資料の構成
プレゼンでは以下の内容を重点的に説明しました。
1. 敷地条件とプランの概要
2. 動線計画とレイアウト
3. 採光・通風の工夫
4. 周辺環境との調和
5. 仕上げの素材とデザインの方向性
3. 提案プランのポイント

■ 動線計画 – 家族の快適さを追求
• 玄関からリビングまでの導線: 駐車場から買い物帰りの動きがスムーズな設計。
• 生活スペースとプライベートエリアの分離: リビングと寝室の配置で、プライバシーと開放感を両立。
■ 採光・通風 – 北入り敷地を活かす工夫
• 中庭の配置: リビングとダイニングに十分な自然光を取り込む設計案を提示。
• 高窓の活用: プライバシーを守りながら風通しの良い空間を実現。
■ デザインの方向性 – 街並みとの調和
• 植栽とフェンス: 駐車場との境界に目隠し効果を持たせつつ、街の景観と調和する緑を配置。
• 自然素材の使用: 岡山の地域性に合わせた木材やタイルを取り入れ、温もりのある空間を提案。
4. 施主からのフィードバック
プレゼン後、施主から以下のようなフィードバックがありました。
• 動線計画への高評価: 玄関からリビングへの導線が便利であるとの感想。
• 中庭の採用に前向き: 採光とプライバシーの両立に対する期待感が高い。
• 一部の素材選定についての相談: 床材や外壁の仕上げについて、より多くの選択肢を検討したいとの要望。
5. 今後の設計進行
施主からのフィードバックをもとに、以下の作業を進めていきます。
• 素材の再提案: 床や外壁の具体的なサンプルを用意し、施主と相談。
• 詳細設計の進行: 電気配線や設備の位置も考慮した詳細プランを作成。
• コスト調整: 希望する素材を用いた上で、コストバランスを最適化。
6. まとめ
今回のプレゼンテーションでは、北入り敷地の特徴を最大限に活かした提案を行い、施主からも好意的なフィードバックをいただきました。今後はさらに具体的な設計と仕様の検討を進め、理想の住まいの実現に向けて取り組んでいきます。