日々の業務を理由に中々ブログを更新できていませんでしたが、今年の2月にヨーロッパへ渡航した際の記録をこちらで少しずつ綴っていこうと思います。建築家として感じたこと、見たことを整理しながら、視察を通じて得た刺激を日本の設計活動に活かしていければと考えています。
ヨーロッパ建築視察 – 出国編 –
本日より建築視察旅行として、スイス・ドイツ・フランス・オーストリアへ向けて日本を出国します。今回の目的は、ヨーロッパ各国の著名な建築を巡るだけでなく、先進的なパッシブ設計、省エネ思想、エネルギーシフトの在り方を学び、日本の建築設計に還元することです。
羽田国際空港へ
半年前に取ったチケットを手に羽田国際ターミナルへ。出国前の独特の高揚感と、これから始まる旅への期待を感じながら空港へ向かいました。
空港近くには大きなアーチブリッジがあり、夜の光に照らされた鉄骨の曲線が印象的でした。構造の美しさと都市のスケール感が同居しています。
羽田国際ターミナルは、ガラスとスチールで構成された明快な構造が美しく、動線の明快さも印象的です。人の流れを導く設計に、日本らしい丁寧さを感じます。
搭乗はANA国際線。夜間便ということもあり、出発ゲート付近は静かで落ち着いた雰囲気に包まれていました。
Departure – 出国。ここから約2週間にわたるヨーロッパ建築視察の旅が始まります。多くの刺激を受ける日々になることを願いながら、いよいよ飛行機へ搭乗。
