先日は六本木ヒルズ・森美術館で開催された展覧会、「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」を観覧しました。
古典から現代までの建築思想が、模型・原寸スケールの断片・映像インスタレーションで有機的につながっていく濃密な展示でした。
建築の日本展
その遺伝子のもたらすもの
展示は「素材」「構法」「空間」「環境」「都市」といった切り口で、日本建築の系譜を横断。伝統が現代の技術・表現へと更新されるプロセスが、実物大モックアップや模型を通じて直感的に理解できました。
木組み・間(ま)・光・素材の選択。
これらの“遺伝子”が、時代ごとに更新されながら今日の建築へと受け継がれていることを実感できる展示でした。実務にも活かせる豊かな示唆を得ました。
