模型と資料で具体化するL字型住宅の魅力

今回、淡路島の田園風景を活かしたL字型プランの住宅のプレゼンテーションを実施しました。プレゼンでは、設計の意図や空間の使い方をわかりやすく伝えるために、模型と資料を用意し、施主様と共有しました。本記事では、そのプレゼンの様子やプレゼン資料のポイント、施主様からのフィードバックについてご紹介します。
目次
- プレゼンテーションの目的 – 理想の暮らしの具体化
- 使用したプレゼン資料と模型の概要
- プレゼンでの説明ポイント
- 施主様の反応と質疑応答の内容
- 今後の設計プロセスとスケジュール
1. プレゼンテーションの目的 – 理想の暮らしの具体化
今回のプレゼンテーションは、L字型住宅の設計意図をより具体的に伝えることを目的としています。特に、模型を通して建物の立体的な構成を視覚化し、プライベートコートの空間体験を共有しました。資料と合わせて、以下の点を重視したプレゼンを実施しました。
- 施主様の要望をどのように設計に反映したか
- 田園風景や緑の眺望を楽しむ空間設計
- 中庭がもたらすプライバシーと開放感の両立
2. 使用したプレゼン資料と模型の概要
プレゼンで使用した資料と模型には以下の内容を盛り込みました。
- 敷地模型:建物の配置と周囲環境を可視化
- 平面図と断面図:各部屋の配置や高さのイメージを説明
- CGパース:完成後のイメージをリアルに伝えるビジュアル
- スケッチ・素材サンプル:内装のテクスチャや色合いを紹介
3. プレゼンでの説明ポイント
プレゼンでは、以下のポイントを特に強調しました。
高低差を活かした設計
淡路島の敷地特有の高低差を利用し、建物の配置を工夫しました。リビングからは中庭を経て田園風景を一望できるよう、視線の抜けを意識した設計です。
プライベートコートの使い方
中庭は単なる空間ではなく、風や光の通り道としても機能します。家族の憩いの場として、外からの視線を気にせずリラックスできる環境を提供します。
風通しと採光の工夫
L字型の構造により、家の各部屋に自然光が届きやすく、風が効率よく通り抜けるよう設計しています。これにより、年間を通じて快適な室内環境が期待できます。
4. 施主様の反応と質疑応答の内容
プレゼン後、施主様からは以下のような感想と質問をいただきました。
- 「模型がわかりやすかった」:立体的な構成が理解しやすく、完成後のイメージがつかめたとのことです。
- 「中庭の使い方」について:雨天時や夜間の使い方に関する質問があり、照明計画や屋根の一部延長案を検討することになりました。
- 「素材の選定」:内装素材についても興味を持たれ、実際に触れるサンプルが好評でした。
5. 今後の設計プロセスとスケジュール
施主様からのフィードバックを反映し、今後のプロセスでは以下のステップに進みます。
- 設計案のブラッシュアップ – 質問や要望を反映し、最終案をまとめる
- コスト調整と見積もりの提出 – 予算内で最適なプランを策定
- 施工スケジュールの確認 – 施工開始から完成までの流れを共有
- 次回プレゼン – 最終案の確認と承認を経て着工
まとめ
プレゼンテーションを通して、淡路島のL字型住宅の設計意図が施主様に伝わり、今後のプランへの期待が高まりました。模型や資料を活用した説明により、空間のイメージを具体化できたことが好評です。次回のプレゼンまでに、今回のフィードバックを反映した最終案を準備します。
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