先日は(仮称)高松市東植田家の敷地調査に行ってきました。敷地は香川県高松市東植田町に位置し、周囲の自然環境を活かした住宅計画を検討しています。
香川の田園風景の中に広がる計画地
敷地の周囲は四方を田畑に囲まれた、開放的な田園地帯にあります。季節ごとに表情を変える風景の中に、自然と調和するデザインを検討しています。南側には小高い丘があり、眺望も良好です。

農業振興地域に該当する敷地
本計画地は農業振興地域(農振地域)に該当しています。一般的な宅地と異なり、建築計画を進めるには「農地転用」と「農振除外」の手続きが必要です。特に農振除外は行政による認定が必要なため、申請には時間を要します。

宅地化に向けた農地転用の流れ
農振除外が完了した後に、正式な農地転用手続きを行うことで、建築可能な宅地として申請が可能になります。KAWAZOE-ARCHITECTSでは、設計に入る前の段階から法的条件や敷地環境を整理し、計画に反映しています。

今後は農振除外・転用の進行に合わせて、建物の配置や外構計画、景観との調和を重視したデザイン検討を進めていきます。