現場監理|河川敷沿いに建つ平屋の二世帯住宅・屋根材成型と施工の様子

現場監理|河川敷沿いに建つ平屋の二世帯住宅・屋根材成型と施工の様子

2017年3月13日

先日は「河川敷沿いに建つ平屋の二世帯住宅」の現場監理に行ってきました。
来週に控えた中間検査に向けて、建設会社の管理担当の方と棟梁と共に金物のチェックを行いました。
また、現場では板金屋さんでもある施主が、自ら成型機を持ち込み屋根材の加工を行っており、私も少しお手伝いしてきました。

ガルバリウム鋼板の成型機

平屋の屋根材
現場に持ち込まれた屋根材用の成型機。現場で加工する姿は圧巻です。
高松市の住宅の屋根材
ロール状のガルバリウム鋼板。これを成型機に通して屋根材の形状に加工します。
住宅の屋根材の成型
成型機から出てきたガルバリウム鋼板。滑らかなリブが美しく仕上がっています。
建築家と建てる家
現場で施主と一緒に作業。建築家も時には職人と肩を並べて動きます。
高松で建築家と建てる家
屋根の先端には「唐草」と呼ばれる仕上げ材が取り付けられています。
屋根のルーフィング
ルーフィングの施工完了状況。防水層として屋根の基盤を守ります。

屋根はすでにルーフィングまで貼り終えており、この後レッカーを使って屋根材の吊り込み施工が行われる予定です。
板金屋の施主ならではのこだわりが随所に見られ、現場も一体感がありました。

屋根材施工完了の様子

ガルバリウム鋼板屋根の家
お施主様より頂いた施工完了後の写真。ガルバリウムの光沢が美しい仕上がりです。

現場で作業を見守りながら、素材そのものの魅力と職人技の精度を改めて感じました。
建築は図面だけでは完結せず、こうした現場での協働が建物の質を左右します。

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